その中で、タモリの伊豆の別荘に星新一が遊びに行ったときに、冨田勲の演奏による「月の光」(ドビュッシー作曲)をタモリが大音響でかけたところ、星新一が目に涙をためて「これほど感激したのは生まれてはじめて」と述べたという。
富田勲の作品は中学生のころ一度学校で「惑星」を聴いた以来深く聴いたことはない。しかし、シンセサイザーを用いた音楽のパイオニアとしては知っている。そういうわけで、一度気合を入れて聴いてみようとは思いつつ、暫くクラシック音楽とはご無沙汰していたし、シンセサイザーというとどうしても私の場合YMOということもあってか、富田勲の作品はオミットしていた。
過激なピン芸人としての一面を持つタモリがかけ、そして星新一を感涙せしめた冨田勲の「月の光」がいかなるものであるか、興味津々となったので、これは是非入手せねばと思う。amazon.co.jpを調べてみると、廃盤とはなっておらず入手可能なことを確認した。
そういうわけで、冨田勲「月の光」をイソイソと買い求めに出かける。前日お茶の水に出かけたのでこの日は秋葉原に出かける。タワーレコードをちらっと見たあと石丸電気soft3へ。この日は希少ジャズCDの入荷具合を併せてみるため石丸に出かけたのである。
石丸soft3 6階輸入ジャズCD売り場をみて希少CDの入荷具合を確認する。さほどめぼしい品が入荷しているわけではないので、即座にこちらを退場し、クラシックCD売場(2階)に出かける。といっても、冨田勲の場合、純然たるクラシックと位置づけられているわけではなく、ニューエイジとかヒーリングとかそういうわけのわからないジャンルに区分されているようだ(これはタワーレコードでも同じ)。
冨田勲とか、喜多郎とか、姫神(姫神せんせーしょん)とかのように、シンセサイザーを使ってゆったりとした曲想の音楽を作っているようなアーティストだと、クラシックともいいがたいしロックにも分類できずと、結局よくわからないジャンルに押し込むしかないのであろう。
ニューエイジとかヒーリングの売り場に行くと、冨田勲の作品が束になって売っている。RCAというレーベルから出ているものばかりである。海賊盤とか輸入盤とかが売っている雰囲気はない。当然のことながら「月の光」を買っていく。私はドビュッシーのようにメロディラインが美しく和音が凝った作品が大好きなので、冨田勲がドビュッシー作品集を残していたことに感謝する。
どうもこの作品は冨田勲のシンセサイザー作品の処女作であり、アメリカで大評判だったらしい。何となくYMOが最初日本で受けず、アメリカやイギリスで大評判を博して日本に逆輸入されたことを思い出した。日本で時代の先を行く音楽はいつも日本では受けず、外国の感性による評判を受けて日本でも評判になるのだろうか。ちなみに、アメリカで生まれたジャズは、アメリカよりもむしろ日本やフランスで受けたが、その影響が逆輸入されてアメリカで大評判になったという話はあまり聞かない。
そういうわけで、この日は最相葉月のノンフィクションに載っていた星新一とタモリの交流という意外な事実に押し捲られて冨田勲のCDを買ってしまった。気が向いたら感想めいたものを書くかもしれない。
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富田勲のドビュシーはいいですよ。
「月の光」以外はなんか遊びが多いみたいで
あまり好きではないのですが、、。
バラードは確かにいい演奏(?)です。
今日は札幌(石狩)に出張でした。
札幌のタワーでは目ぼしいものがなく
BookOffに行きました。
何枚は廃盤になっているような盤もあり食指が動いたのですが結局「LouisVanDilkTrio」のM&I盤「TheSummerKnows」が950円でしたので買ってきました。アン・バートンの伴奏をしていた頃から気にはしていたのですが、、。
LPの時代にTrioでBeatlesの曲を演奏していたSony盤があって良くて探したのですが
まだCD化されていないみたいです。
購入したCDはスタンダードのオン・パレードでして癒しには最適です。
来週姫路へ行きますので又、漁りにうろつこうかと思っています。
BookOff の方が面白い盤に出会えそうです。
又、価格も法外な値段では無く本当にリズナブルです。
ゴイス三もたまには覗いたらいかがですか?
いつもコメントありがとうございます。確かにシンセサイザーを用いた音楽ではこれでもかこれでもかと色々な音を使う場合が多く、それが遊びとみられる箇所もあるのでしょう。私はイエローマジックオーケストラから音楽に入ったので、シンセサイザー音楽は結構オーケーなのです。
ブックオフ結構あなどれません。15年ほど前でしょうか、ブルーノートのCDで別テイクの入ったものが廃盤CDとしてプレミアムつきで販売されていたことがありましたが、そんなときでもブックオフだと廉価でそうしたCDが売っていました。
ちなみにかつてプレミアムつきでディスクユニオンで売られていたブルーノート別テイク入りCDは、今ではだいたい1100円くらいで売られています。栄枯盛衰、奢れる者は久しからず。
今日は豊橋へ出張でした。
中古屋を廻る暇もなく東京へ帰ってきました。
14日のプログを見ました。
私もExcelで管理してます。
楽器別ではなくアーティストをアルファベット順で管理してます。
困ったことにダブリ買いをそれでもしてしまうことです。
買うものを決めてCD屋へいくのですが
つい目移りしてしまい「これなかったよなぁ〜」と思って買ってきたものにダブリがあります。
山帽子さんにも何かいい方法がないか聞いたのですがこれと言って解決策はないみなたいですね。つい先日もヤフオクのオークションで手に入れたらなんと所持していたものでした。情けなくなります。
印刷して所持すればいいのですが荷物ですしねぇ〜!
さて次は姫路へ行きますので猟盤あさりに行きます。では、又お邪魔します。
コメントありがとうございます。実は私がエクセルで所持CDを管理しているのはダブり盤購入回避の目的ではなく、単に所持CDを並べて楽しむことの延長みたいなものです。いくら所持CDをエクセルで管理したところで、それが脳みそに入っていない限りダブり盤購入対策にはなりませんね。