2012年05月06日

5月5日の猟盤(後編)

 さて高田馬場から山手線に乗って新宿に行き、ディスクユニオン新宿ソウル/ブルース館に赴く。新宿駅南口から出たため途中道を間違えるが何とかソウル/ブルース館に到着する。

 ソウル/ブルース館は店が狭く、棚がソウルとブルースに二分されているだけで、あとはアーティストがアルファベット順に並んでいるというごく単純な並べ方なので比較的ブツを見つけやすい。そこでギブンネームGのところを探すが、狙いのGreg Phillinganes 「処女航海」のCDを見つけることができない。

 仕方がないので店員さんに在庫を訪ねてみると、店員さんすぐさま店内を漁り、あっという間に狙いのブツを見つけてくれる。値段はとみると、盤質Bで2800円。う〜んちょっと悩ましい。盤質Aなら文句なしに買うのだが、何せ盤質Bなのでちょっと躊躇する。とりあえず店員さんに頼んで検盤させてもらう。小キズが1か所だけ。まぁこの程度なら許してやるかと思ってまずはこれを買う。

 引き続いて新品新入荷のCDを見ていると、Greg Phillinganes / Pulseの輸入盤がフェイスで陳列されているのを見つける。値段は1750円だったが、200円引きになっていて1550円。これは手頃とこちらも買うことにする。ちなみにそのすぐそばに中古CDの新入荷があって、そこには2008年ころ出た同作品の紙ジャケ日本盤があったが、コチラは4000円を超える値段であった。廃盤・日本盤紙ジャケというだけでボーナストラックなしでこの値段はちょいと高い。

 この日新品で売っていたのはボーナストラックが6曲ついたもの。明らかにお得のように見えるが、他方それはBehind the Maskの別ヴァージョンを3曲、Playn' with Fireという曲の別ヴァージョンを2曲、それにOnly Youという曲を収録したというものである。
 同じ曲が続いてあまりありがたみがないボーナストラックかもしれない。しかし、ワタシなんかは曲は同じでも演奏は一回一回異なる一期一会みたいなものなので、曲が同じでもボーナストラックとして収録することはそれはそれで価値のあることだと思うが。
 要は曲順など収録の仕方である。同じ曲を続けて収録するのではなく、違う曲と互い違いに収録するとか工夫がほしいところ。このアルバムでは、同じ曲を3曲収録する場合でも違う曲と互い違いに収録していて退屈させないようにしている。

 そんなわけでこのPulseというアルバムが再発されたことから、紙ジャケ・廃盤というだけで4000円を超えるというアコギな値段は是非暴落してほしいと思う。

 このようにディスクユニオン新宿ソウル/ブルース館で目的のブツを取得したので、次にディスクユニオン吉祥寺ジャズクラシック館へと向かう。Herbie Hancock / Feets don't Fall Me Nowを買うためである。

 さてディスクユニオン吉祥寺ジャズクラシック館に到着して、新入荷CDの棚とHerbie Hancockの棚を入念に見る。やはりゴールデンウイーク中だけあってソコソコ客の入りがおおい。50代風ばかりではなく、30代〜40代の比較的若めのモダン・ジャズ・オヤジが結構いる。やはりモダン・ジャズは、一過性・一世代の音楽ではなく、ある程度の歳をいった人たちが徐々に楽しんでいく音楽なのだなぁと思う。

 新入荷の棚とHerbie Hancockの棚を入念に見ていったが、目的のブツを発見できない。そこではなはだ不本意だが店員に聞いて探してもらう。その間、この店で廃盤中古CDセールのブースがあるのに気が付く。廃盤中古CDセールと言っても150枚くらいのもので、大して規模のでかいものではない。ソチラに目指すブツがあるのかなと思って色めき立って漁るが、ブツは見当たらなかった。相変わらず例のレア本掲載のブツをKY価格で提供するというものである。
 例のレア本掲載のブツでも、本当に入手困難なものについては今でもヤフオクで万単位の価格がつくが、例のレア本バブルからもう5年近くたつと、さすがにレア本に出たブツであっても、ただレア本に出たというだけの理由でそうそう高い値段で買われるものではなくなっている。

 廃盤中古CDセールのブースを見終わって次に新品新入荷CDをブラブラとみる。久々にGlerum Omnibusの新作が、しかも2枚出ているのを発見する。Paper ModelsとMovie Musicである。
 ワタシはオランダのErnst Glerum率いるGlerum Omnibusというユニットを結構気に入っている。ワタシは1作目の"One"でハマった。"One"には捨て曲なしだが、特に1曲目、3曲目、5曲目が聴きもの。以来新作が出るたびに買っている。しかしこのGlerum Omnibusは結構寡作で、3年か4年に一度しか新作を出さない。
 このErnst Glerumという人、本職はベーシストのようだが、Glerum Omnibusではピアノを弾くことが多い。そして、ピアノを弾かせると、シングルトーンで実に美しいアドリブを展開し、そしてかっこいいビートに乗ってスイングするという、当たり前にありそうだが実はそれほど当たり前ではないピアノを弾くのである。
 1作目と2作目はピアノメインだが、3作目はベースメインである。そして今回同時に出たPaper modelはピアノメインでMovie Musicにはピアノとベース両方入っている。この日はPaper Modelのみを買っていく。
 1作目と2作目はプラジャケであった。しかも2作目はディスクユニオンが直輸入して販売していたため、ディスクユニオンの山本隆さんのライナーノーツまでついていたという、実に懇切丁寧な取扱いであった。ところが、3作目以後、単に紙ジャケにゴロンと直接CDが入っているだけ(CDが内袋にも入っていないという、輸入盤紙ジャケによくあるやつ)というすさまじい簡易包装になった。そういうのって何かCDに簡単に傷がつきそうでイヤなのだが、外国人はそういうことをほとんど気にしないのだろう。

 そうしている間にも、店員さんが一生懸命ワタシが頼んだCDを探している。ワタシが目を皿のようにして執念深くブツのある可能性のあるところを検討したのだから、いくら店員さんであってもそう簡単に見つかるわけはない。店員さんは店頭での捜索をあきらめ、カウンター内を調べている。
 ややあって、店員さんカウンターの奥からブツを手にして出てくる。「ああそれですそれですありがとうございます。どこにあったんですか」とワタシが店員さんに聞くと、店員さん「まだ店頭に出す前の在庫にあったんです」と返答する。まぁちょっと一言いいたいような気もしたが、目的のブツを入手できたのでよしとする。
 このブツは盤質Aで1300円。アマゾンだと軒並み4000円〜5000円前後の値段をつけていたことから、結構お買い得だったかと思う・・・・というよりも、アマゾンのマーケットプレイスに出品している店の値付けが異常。
 これで、SunlightからFeets Don't Fail Me Now、Monster、Magic Window、Lite Me Upに至るまでの、一般には評判の悪いHerbie Hancockのディスコ/ファンク作品はほとんどそろったかなと思う。まぁこのあたりの作品はHerbie Hancockがシャリコマになびいたとピュアなジャズファンからはそっぽを向かれたのだろうが、さすがにFuture Shockまで突き抜けてしまってシャリコマ的に大成功をおさめると誰も文句を言わなくなる。

そういうわけで、Herbie Hancock / Feets Don't Fail Me Now と、Glerum Omnibus / Paper Modelsを買っていく。なかなか良い買い物ができ、これを一刻も早く帰宅して聴きたいと思ったので、途中寄り道はしないで一目散に帰宅する。

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2012年05月05日

5月5日の猟盤(前編)

さてこの日久々に猟盤に行ってみるかと思う。最近アマゾンとかヤフオクなどネットでCDを買うことが多い。ゴールデンウイークだとディスクユニオンなどのショップではセールをやっていて人が多そうでゆっくりCDを見られないと思われた。しかも5月3日4日と実に天気が悪い。しかし5月5日になってようやく天気がよくなったし、しばらく猟盤に出ていなかったので、散歩がてらブラブラと猟盤でもしようかと思ったわけである。

 それでもこの日朝起きてネットサーフィンをしていると、Greg Phillinganes / Pulse という、何とも魅力的な作品を見つける。この人どうもTOTOやマイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダーなどのサポートメンバーとして重宝されたキーボーディストのようである。そしてこのPulseという作品には、何とYMOのBehind the Maskが入っているではないか。
 よく知られている通り、YMOのBehind the MaskをQuincy JonesやMichael Jacksonが気に入り、Michael Jacksonがアレンジを施してThrillerに入れようとしたが、Michael Jackson側が法外な印税を要求し、これに坂本龍一が反発してThrillerには収録されていない(Michael JacksonはBehind the Maskをすでに録音していて、それはMichael Jacksonの死後発表されたアルバム"Michael"に収録されている)。
 そして、その後1986年のEric ClaptonのアルバムAugustに、Behind the MaskのMichael Jackson ヴァージョンが収録されているが、これに先立つ1984年、Greg Phillinganes / Pulse にMichael JacksonヴァージョンのBehind the Maskがすでに収録されている!! それにしても、このBehind the Mask論争、いったいどういう形でMichael Jackson ヴァージョンを使用できる形で決着がついたんだろうか。

 そういうわけで、Greg Phillinganes / Pulseを買うことを決めるが、これはこの人の2nd アルバムのようで、1stアルバムも実はCD化されていることが分かった。それは、Significant Gainsというタイトルだが、邦題は「処女航海」である(1981年作品)。というと、Herbie Hancock / Maiden Voyageが収録されているようにみえるが、実は収録されていない。
 しかし、参加メンバーにHerbie Hancockはちゃんと加わっている。他にも、George Benson、Michael Sembello、何とCheryl Lynnまで参加している。そして日本勢は何と渡辺貞夫、そして横倉裕まで参加している。これだけのメンバーが参加してくるのだから、このGreg Phillinganesという人、どれだけの人望があるかがわかろうというもの。

 そこで、このGreg Phillinganesという人のCD、ディスクユニオンで入手できるかなと思って在庫検索をかけると、何と1st アルバムが新宿ブルース/ソウル館で売っていることがわかる。どうもこの作品あれこれと調べると、2001年にCD化されて以来ずっと廃盤のままである。
 2nd アルバム(Pulse)も2008年ころCD化されたようで、最近まで廃盤のままだったが、この5月に入ってBig Break Recordsから再発された。このBig Break Records、最近になって、例えばPharoah Sanders / Love Will Find a Way など、R&Bやスピリチュアル系ジャズを再発するなど、なかなかいい仕事をしている。しかしこの手のものはいつ廃盤になるかわからないので、見つけたら即買いである。Pulseも新宿ブルース/ソウル館にあるので、これもそちらで買うことにする。

 さらに、ワタシは近時Herbie Hancockの1980年前後のディスコ作品に関心を持っていたところ、ディスクユニオンの在庫検索で"Feets Don't Fail Me Now"が吉祥寺ジャズクラシック館に入荷していることがわかった。

 そういうわけで、この日はディスクユニオン新宿ブルース/ソウル館でGreg Phillinganesの作品を、ディスクユニオン吉祥寺ジャズクラシック館でHerbie Hancock / Feets Don't Fall on Meを、それぞれターゲットとして猟盤をすることとする。

 東西線に乗って新宿へと向かうが、まずは高田馬場ムトウに行ってみるかと思う。ここは高田馬場の老舗のレコード屋で、独自のスペースをもったジャズフロアが半地下室みたいな形である。結構在庫は充実している。その充実ぶりは、かつてジャズ批評に連載していたラズウェル細木のジャズ漫画にも登場するくらいのすごさである。
 以前は、ジャズとクラシックのフロアが向かいのビルに独立してあったのだが、最近その向かいのビルにあったジャズとクラシックのフロアを一つ棟の建物に移した。

 しかし、近時中小レコード屋の調子がよくない。ムトウも店長が女装したりして客寄せに必死である。そんなムトウが現状どうなっているかを見に行ったわけである。

 高田馬場の駅を降りて少し歩きムトウに到着する。例によって半地下室にあるジャズの売り場はどうなっているかなと思ってウナギの寝床のような店の奥に行ってみると、何とジャズ売り場のあった場所にアコーディオンカーテンがかかっていて、「OFFICE」となっているではないか!! 
 そしてジャズ売り場は店のどんずまりのところに移っている。在庫をみると、かつて別棟にジャズ売り場を置いて栄華を誇っていたころの5分の1、否10分の1程度の量ではないかと思うほど、見る影もなく衰えていた。片隅で店員さんが何やら仕事をしていたが、その店員さんは昔からジャズ売り場にいたちょっと髪が長くて背の低い店員さんではなかった。
 それでもかつてこの店では意外な掘り出し物(例えば、松居和の廃盤CD)を見つけたことがあったので、この日何か掘り出し物はないかと目を皿のようにして棚の在庫をみた。しかしなんら魅力的な品を発見することはできなかった。
 店内を見ると客がほとんどいない。今日び街のレコード屋は、シャレにならないくらい追いつめられて苦しいんだなぁと思った。

 私が大学生だった四半世紀前から時折ムトウでCDを買っていた。その足でよくジャズ喫茶のイントロに行っていた。今イントロはジャズ喫茶から夜のみ営業のジャズバーと化し、ムトウの半地下室ジャズ売り場は消滅した。時の流れは時として残酷である。ちょっとがっかりしてムトウの店をでる。気を取り直して新宿へと向かう。

(つづく)

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2012年04月29日

4月28日の猟盤

 さて4月28日猟盤に出かける。この日はSyreeta & G.C. Cameron / Rich Love, Poor Loveを買おうと思って出かけるわけである。このCD、アマゾンだと4500円くらいの値段がついていて、結構レアなもののようであるが、ディスクユニオンの在庫検索で見ると、渋谷中古センターと、新宿ソウル/ブルース館に売っている。いずれも盤質Aと、コンディションはよく、特に渋谷の方は「帯付、新品同様」と相当コンディションはよさそう。そんなわけで、まずは渋谷に行ってみる。

 渋谷中古センターは、オールジャンルありの普通の中古CD屋である。したがって色々なジャンルが少量ずつ混在してブツを見つけにくい。そこで店員さんの助力を借りてブツを見つけようとしたがこれまたなかなか見つけにくい。店員さんがあたふたと探しているうちにワタシの方で見つけてしまった。

 値段を見ると3800円。SyreetaのCDが3800円ではちょっと手が出ない感じ。店員さんが言うには、もう一枚店頭に出ていない在庫があるとのことだったが、店員さんはその在庫を見つけることができなかった。おそらく新宿ソウル/ブルース館の在庫がこの店にあるものと思って間違えているのだろう。他にここでほしいという品が見当たらなかったので、そそくさと渋谷中古センターを後にする。

 続いてディスクユニオン新宿ソウル/ブルース館に向かう。渋谷からだと新都市線に乗って新宿三丁目で降りる。この新宿三丁目の駅近くにディスクユニオンの各店舗が点在しているので、渋谷から新宿ディスクユニオンに行くための移動に新都市線はとても便利である。

 リアル店舗での中古盤猟盤はほとんどディスクユニオンで足りてしまう。ディスクユニオンはリアル中古店舗での在庫量と質、値段、販売音楽ジャンルで他のCD屋を圧倒する。関東一円にディスクユニオンがなかったらと思うとぞっとする。関西でワルツ堂が消滅した時のショックがよくわかる。

 アマゾンやヤフオクの発達により、ディスクユニオンを地道に探す努力をしなくてもお金さえあれば比較的容易に希少盤を購入することができて便利になったというものの、リアル店舗でBGMに包まれてCDをブラブラ見るのは楽しいし、ほしいCDを待たずに買えるのはリアル店舗ならではである。リアル店舗とネット店舗ではそれぞれにちゃんと利点と使いみちがあって、要は使い分けである。

 ディスクユニオン新宿ソウル/ブルース館に行って、早速目的のブツであるSyreeta & G.C. Cameron探すが、をなかなか見つからない。そこで店員さんの力を借りて在庫を調べてもらうと、この日廃盤CDセールをやっていて、そのハコの中にあるという。そこで目を皿のようにしてハコを調べてみると、あるわあるわちゃんとある。

 値段は3150円。中古CDにしては比較的高めである。しかし、渋谷での3800円に比べれば相当安くなっている。また、昔CDって新品CDでも3200円したことを考えると、3150円だったらまぁ許せるかなぁと思う。しかも、「ここで見逃したら後悔するか」と自問したところ、「後悔する」という声が返ってきた。そういうわけで、このCDを買っていくことにする。

 その折り、店内でCool Notes / Unreleased Demoがかかっているのを耳にする。グルーヴィーなバックの演奏に、キュートな声が見事にハマっていて素晴らしくカッコいい。店の棚を見ると、新品で1950円である。お蔵入りの作品をほじくり出して発売したばかりのようだ。それだったら、きっとアマゾンでもっと安く売っているだろうと思い、ここでの購入は見送る。

 引き続き、Harold Melvin & the Blue Notes / Black & Blueがかかっているのを耳にする。こちらもまたファルセットのグルーヴィーなコーラスに乗ってどす黒いヴォーカルがド迫力で大展開されるという、ツボを心得た作品であり、一気にハートをワシづかみにされた。そこで棚を見ると、紙ジャケ1365円で売っている。紙ジャケCDでこの値段はお買い得だと思ったので、コチラも買っていくことにする。

 これだけ買ってもういいかと思ったが、「そういえばJames Blakeって新宿中古センターに売ってたよなぁ」とハッと思い出す。廉価でJames Blake のCDを売っていれば買っていこうと思ってディスクユニオン新宿中古CDセンターに行ってみる。

 James Blakeのような、ダブステップとかエレクトロの音楽を店で探すのが意外と難しい。店が適切なジャンル分けをしていないことがあるからだ。このジャンル、明らかにロックという感じではない。かといってヒップホップに入れるのもちょっと無理がある。こういう、既存の枠にはまらないジャンルが近時出てきて面白いとは思う。店もこうした音楽的動きに十分備えておくべきだと思う。

 そんなわけで、みっともないようだが店員に、「すいませんJames Blakeどこですか」と聞くと、若い女性店員が即座に案内してくれる。さすがである。しかしJames Blake ほどの売れ行きのあるアーティストなら、置き場所を即座に案内できて当然か。これがJ Dillaだったら、Flying Lotusだったら(まぁ、ここまではいいか)、Gonjasufiだったらどうしようかと思う。James Blake / S.T.を見ると盤質Aで1200円。これなら許してやるかと思って買っていく。

 後は改装後のタワーレコード新宿店をブラブラとみる。7階に新譜、8階に邦楽、9階に洋楽、10階にクラシック、という見方をすればおおかた誤りはない。ジャズと洋楽の売り場が同フロアになったので、ジャズのフロアにロックとかエレクトロとかの音楽が侵入してくる。このフロア配分は失敗だったかなと思う。Cool NotesのCDの値段を見ると2000円を超えていたので、ここでこれを買う気は失せる(後にアマゾンで調べたところ1636円だったのでアマゾンで買うことに決めた)。

 そういうわけで、十分な買い物はできたので、その後博多天神で味噌豚骨ラーメンを食べて帰宅する。

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posted by goiss at 14:05| 東京 雨| Comment(11) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月09日

4月8日の猟盤

 さて久々にディスクユニオン関内店に行ってみるかと思う。昔のディスコ・ミュージックをワタシは結構好きで、何か面白いブツはないかとネットサーフィンをぶらぶらとしていていると、Herbie Hancockの1980年代のブラコン作品に出会う。たとえば、Sunlightとか、Monsterとか、Feets Don't Fall on Me Nowとか、Magic Windowとか、Light Me Upとかである。
 これらの作品の後、Herbie Hancockは周知のとおりFuture Shockの大ヒットをかますのだが、それに至るまでの前述の諸作はつとに評判が悪い。Feets Don't Fall on Me Nowとか、Magic Windowとか、Light Me Upは、10年〜20年位前に一度CD化されたことがあったが、その後長年にわたり廃盤の不遇をかこっている。
 そんなわけでHerbie Hancockの1980年代後半のCDを聴いてみるかと思い、ディスクユニオンの在庫検索をかけてみると、関内店に"Monster"の在庫があるのを見つけた。
 また、前日のヤフオクで、Franck Avitabile / Lumieres という、いわゆるレア本に掲載されていて市場にはあまり出てこないためヤフオクで万単位で落札されていたネタが、4000円前後まで落札価格が下落したのをみた。そんなわけで、このCDはそもそも市場に存在しているのか、もししているならどんな価格相場かなと思ってやはりディスクユニオンの在庫検索をかけてみると、関内店にその在庫があるのがわかる。ただし価格まではわからない。
 そういうわけでこの日久々にディスクユニオン関内店に行ってみるかと思う。ディスクユニオン関内店は全ジャンルのCDを置いてある店だが、ディスクユニオンのチェーン店の御多分に漏れず、ジャズの品ぞろえがいい。時折「うおっ」と思わせる品がある。ただし、店員が目利きであるため、「うおっ」と思わせる品にはたいてい「うおっ」と思わせる値段がついている。

 東京の割と東の方に住んでいるワタシからすると、関内に出向くのは遠征という感じ。東京駅から東海道線に乗って大体30分弱で横浜駅につき、そこから京浜東北線に乗り換えて関内駅に着く。途中i-podで音楽を聴いていてウッカリ電車を乗り過ごし、石川町駅で降りて関内駅に引き返す。

 関内駅で京浜東北線を降りて馬車道の方にブラブラと5分ほど歩き、ディスクユニオン関内店につく。さすがにジャズの品揃えが充実しており、かつ売り場の客の数もジャズの棚の周りに多い。しかもその客が結構熱心で、一つの棚に10分以上へばりついて商品をためつすがめつしているパラノイアックなのが多い。

 どうもこの日の近辺に廃盤セールがあったらしく、ちょこちょこ廃盤CDが並んでいる。それをブラブラと見ていると、Franck Avitabile / Lumieres が売っているのをみつける。未開封新品。値段を見ると12000円くらい。3000円台なら買おうと思っていたのだが、この値段ではとても買う気がしない。12000円で1枚のCDを買うなら、そのお金で10枚前後中古CDを買ってしばらくの間楽しむことができる。そういうわけでFranck Avitabileはあきらめる。

 次にHerbie Hancock / Monsterを探す。新入荷の棚を見たところ、この作品はなかった。そこでHerbie Hancockの棚を見ると、あるわあるわちゃんと売っている。紙ジャケで盤質A。かなり惹かれる。しかし値段は3800円。定価は1995円なので中古CDにしては相当高い。
 どうしよう。3800円出してまで買うか?? と思い、いったんは購入をあきらめた。しかし、売り場をブラブラとしながら、「ここでこのCDを見逃して、後悔しないか」と自問自答したところ、「後悔する」という返答が返ってきたので、やはりこのCDを購入することに決めてこのCDを取得した。
 
 Monsterを買うことに決めてこれでここに来た目的は完了したわけだが、しかし引き続き店をブラブラとしていると、Roy Haynes / Out of the Afternoon を見つける。Roland Kirkが入っているというだけでついほしくなってしまう。紙ジャケで1600円。う〜んちょっと高いが紙ジャケなのでまぁいいかと思って買うことにする。

 そういうわけで上記2枚のCDをレジに出す。この日Monsterの方は値段1割引き。ディスクユニオンの正札には色がついていて、正札の色によって値段の割引をする場合がある。高い方の品が1割引きになってラッキーだった。

 その足でよせばいいのに新宿に向かうべく湘南新宿ライナーに乗る。ディスクユニオンの新宿の店にHerbie Hancock / Sunlightがあるので、それを見ていこうとおもったからである。ディスコ時代のHerbie Hancockの作品の中でも、Sunlightは比較的入手しやすい。
 湘南新宿ライナーは意外と混んでいて、しかも同じ都心に向かうのに停車駅が東海道線に比べて多い。さらに停車駅から乗ってくる人がこれまた結構多い。こういう電車に乗るのって本当にイヤである。

 新宿について、まずディスクユニオン新宿中古センターに向かう。ここにSunlightの盤質Aの中古盤があるからである。しかし実際のブツを見ると、値段が1850円で結構高い。これはさほど珍しくないのでせいぜい1000円前後でないとちょっと買えないなと思い、これはパスして次ディスクユニオン新宿ジャズ館へと向かう。そこには確かにSunlightが盤質A、900円で売っていて、盤質と値段はよかったのだが、ワタシの嫌いなデジパックだったので一応これも見送る(しかし翌日これを買うことになったが)。

 ここまできて、よせばいいのに、お茶の水にあるJazz Tokyoにも行ってみる。ここにはSunlightはなかった。しかしPharoah Sanders / Africaが1100円で売っていた。意外と目にしない作品であるし、ワタシの好きなYou've Got to Have Freedomが入っており、しかも値段がリーズナブルで盤質Aなので、こちらを買っていくことにする。
 そういえば、Pharoah Sanders / Love Will Find a Way という作品はなかったかなとブラブラとみるが、見当たらなかった。あとでインターネットで検索したところ、4月30日にボーナストラックが2曲入った輸入盤が再発されるようだ。

 念のため、総武線に乗って錦糸町で降り、錦糸町のブックオフに何か適切なブツはないかとみていくが、特に魅力を感じるような品はなかったのでソソクサと帰路に就く。

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posted by goiss at 09:03| 東京 晴れ| Comment(10) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月31日

3月の猟盤(備忘録)

【3月20日】

@ディスクユニオンJazz Tokyo
Bernard Peifer / Bernard Peifer & Peifer Can Can (国内中古:1400円)
Clair Fisher / Free Fall (国内新品:1890円)
Alan Broadbent / Everything I Love (国内新品:1890円)
Alan Broadbent / Another Time (国内新品:1890円)
Alan Broadbent / Away from You (国内新品:1890円)
Ray Bryant / Hot Turkey (輸入中古:1700円)

【3月5日】

@ディスクユニオン新宿本館
小林万里子 / First Album (国内中古・1500円)

【3月4日】

@ディスクユニオン津田沼店
Banda Black Rio / Gafieira Universal (国内中古・2400円)
伊藤君子 / Follow Me (国内中古・600円)
松本茜 / Fallin' in Love with Phineas (国内中古・1995円)

@ディスクユニオン千葉店
Banda Black Rio / Saci Perere & A Cor do Som / ST (2 in 1, 輸入中古・1000円)
沖山秀子 / Summertime (国内中古・1500円)
Radiohead / Kid A (輸入中古・600円)

【3月3日】

@ディスクユニオン新宿ジャズ館
Gyarfas Istvan / Live at the Jazz Cafe (輸入新品・2800円)

@ディスクユニオン新宿本館
Joy Division / Closer (中古国内・1200円)

@ディスクユニオン新宿中古センター
New Order / Technique Collector Edision (中古輸入・2枚組・1470円)

【3月2日】

@タワーレコード渋谷店
Janis Joplin / Pearl (Legacy Edition) (輸入新品・3390円)
New Order / 権力の美学 (コレクターズエディション)(国内新品・2枚組・3480円)
Boz Scaggs / Silk Degrees (輸入新品・1000円)

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posted by goiss at 14:29| 東京 曇り| Comment(8) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月20日

3月19日の猟盤

 さてこの日ディスクユニオン新宿ジャズ館に行ってみる。買うものは決まっていて、Chick Corea & Gary Burton / Crystal Silence the ECM Recordings 1972-79 である。
ワタシの子供が「Gary Burtonって知ってる?」と聞くので。「そりゃ当然知っているよ。Chick CoreaやKeith Jarrettと共演していて、めちゃくちゃかっこいいヴァイヴを弾く人だ」と言って、Chick Corea & Gary Burton / In Concert Zurich のCDを子供にあげてしまった。その後子供は「Gary Burtonすげぇ」と言ってとても喜んでいた。

 そんなわけで、ワタシ用のIn Concert ZurichのCDをどうしようかなと思ってこのCDを検索していたところ、"Chick Corea & Gary Burton / Crystal Silence the ECM Recordings 1972-79"として、Chick Corea とGary BurtonがデュオでECMに残した3作品を収録したCDが出ていることがわかる。

 この作品、4枚のCDを箱に納めた形のパッケージで出ている。そのパッケージは、単にアルバムのタイトルが表示されているだけの味気ないもの。アマゾンでのコメントを見ると、CDを収めた紙ケースにも、単にタイトルが印字されているだけで、それぞれの作品のジャケ写はない。アートワークらしいアートワークがなく、日本盤で出すなら絶対ありえない。

 しかし、この作品には、ヴァイナル(2枚組)で収録されていたがCDではオミットされていた、Gary Burtonのソロ"I'm Your Pal 〜 Hullo, Bolinas"とChick Coreaのソロ"Love Castle"が収録されている。このCoreaのソロとBurtonのソロは結構評判がよく、しかもヴァイナルのC面を占めていたものであって収録時間も長い。

 おそらくこの演奏をカットすると60分くらいに収まってCD1枚で出すにはおさまりがいいし、しかもこれらはソロ演奏なので、In Concert Zurichをデュオ演奏のライブとして出すにはこれらをカットするのがちょうどいいという配慮なのだろう。

 しかし、従前ヴァイナルで出ていて評判がよかったものをCDに収めるために曲をわざわざ削るというのはいかがなものか。しかも、CDが世に出て30年ほどたつのに、In Concert Zurichのコンプリート盤が一回も出ていない。CD時代に入って評判のいいソロ演奏を抹殺して2枚組だったものを安易に1枚化し、In Concert Zurichはそもそもこの演奏がなかったことを既成事実にしようとしていたのだろうか。
 こういうのって、1枚ものの方が売りやすいという配慮はあろうが、(ジャズ営業担当が一方的・勝手に考えている)マーケティングにかまけてジャズリスナーのニーズや要望とか、優れた作品の伝承という側面を過度にないがしろにしていると思う。

 ユニバーサルは、一回でも、初回限定盤でもいいから、In Concert Zurichをコンプリート化したうえで音源をリマスターし、ハイビットCDで、しかも価格は1500円〜2000円前後で出すくらいのことはすべきかと思う。紙ジャケだとなお望ましい。2枚組のデジパックはとてもかさばるので避けるべき。

 そういうわけで、このCDがどこに売っているかと検索すると、アマゾンとディスクユニオン新宿ジャズ館で売っていることがわかる。アマゾン自身が販売しているものは4461円。アマゾンのマーケットプレイスから発売されているものでの最安値は2835円で、importcds_comからのもの。
 inportcds_comは安くて信用できるのだが、注文から到着までに10日くらいかかること、4枚組なのでCDの収納状態が読めず、輸送の間にCDにキズがついたりするのが怖いことからimportcds_comでの注文は見送る。
 ディスクユニオン新宿ジャズ館のものは、中古品ではあるが未開封とされている。そこで、ディスクユニオンのものが4000円以下であったらこれを買うことにする。

 そういうわけで、ディスクユニオン新宿ジャズ館に行き、まずは2階の新入荷中古CD売り場を探す。Chick Coreaの棚を見ると、この作品は置いてないことがわかる。そして、棚に空いている部分があったので、ひょっとしたらここに狙いのブツがあって誰かが買ってしまったのかもしれないと思いちょっと焦る。
 次に3階の中古CD売り場に行って、やはりChick Coreaの棚を見てみるが狙いのブツは置いていない。そこで、ひょっとしたらChick CoreaではなくGary Burtonの棚にあるのかと思ってその棚をみるがおいていない。
 その後再び2階に行ってギヴンネームがGのアーティストの棚を見て、ようやく狙いのブツを発見することができた。在庫検索で表示された通りの未開封新品。値段は3800円だが3点買ったので10%引き、3420円である。これなら予定通り4000円以下なのでこれを買っていくことにする。

 引き続きブラブラと売り場を見ていくと、日本人ジャズミュージシャンの棚に、大給桜子「バラードナイト」が売っているのを見つける。値段は1700円。この日3点買ったので結果的に10%引きで1530円。紙ジャケ。う〜んちょっと高いかなぁと思いつつ、アマゾンでは結構高値がついていたし、大給桜子の作品はかねがねほしいと思っていてしかも市場でそんなに頻繁に見かけるというものでもないので、これは買っていくことにする。

 この辺でよせばいいのにブラブラと再び売り場をみていると、Bodil Niska / Blueという作品を見つける。ワタシのブログによく書き込んでいただいている江戸川亭サマにBodil Niska / Night Timeをご紹介いただき、そのデクスター・ゴードンのようなオヤジ臭くて太く深いプレイを気に入っていたところであった。
 このBlueという作品は数年前に結構ディスクユニオンの店頭に陳列されていたが、最近廃盤なのか意外と目にしない。アマゾンで見ると10000円という信じられない値段設定。それがなんと今回1100円。これはうぐいす色の商札なので10%割引の対象にはならないが(しかし3枚10%の「3枚」としては数えられる)、それでも1100円なのでこれは買いだと思って取得していく。

 これはなかなかいい買い物ができたな〜と思ってよせばいいのにブラブラと1階の新品CD売り場に行くと、Nikolay Sizov / Piano Trio from Russia-vol.1 が2000円で売っている。巷で廃盤でもないくせに「すでに廃盤の風格」と銘打って売っているブツである。「廃盤の風格」というキャッチフレーズ自体が面白いこともさることながら、まだ廃盤になっていないのに廃盤の風格が漂っているってのが笑える。
 ジャケットをみると、羽を広げたハトの絵が描いてあって広げた羽の模様がピアノの鍵盤になっているという変なジャケットである。確かに廃盤CDとしてもてはやされたCDのジャケットにはこの手の渋くて変なジャケットが多いため廃盤の雰囲気が醸し出されているのだろう。
 収録曲に私の好きな「処女航海」が入っていてなかなかよさそうなアルバムなので、コチラは買っていくことにする。

 そういうわけで、ディスクユニオンで大散財してしまった。しかし近々Alan Broadbentのdiscoveryの諸作が再発され、こちらも買う予定である。Alan BroadbentのDiscoveryの諸作は、いわゆる「レア本」の看板作品としてもてはやされ、ヤフオクや廃盤CDセールでベラボーな高値がつけられていた。それがようやく再発された。高値で苦労して取得された方々には「ざまぁみろ」とねぎらいの言葉しかない。

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2012年03月11日

3月9日の猟盤

 さてこの日猟盤に出てみるかと思う。この日のターゲットはTalking Heads "Remain in Light"と、Mgmt"Oracular Specracular"である。最近New Orderを聴くようになり、エレクトロ系のニューウェイヴの流れの楽曲に関心を持った。そんなわけでインターネットを通じてブラブラと調査していると、大沢伸一氏の対談記事に出会い、そこで推薦されているのがTalking HeadとMgmtであった。 大沢伸一氏によれば、このTalking Head の"Remain in Light"を含む3作品は大沢氏の人生を変えた作品とのことで、大沢伸一氏の音楽に心酔しているワタシとしては、これは義を見てなさざるは勇なきなりの心境でこれらの作品を取得すべきと思った。

 Mgmtの方は、ディスクユニオン新宿中古センターに国内盤でボーナストラックが4曲入ってしかもボーナス画像まで入っているものの在庫があることがわかった。ボーナストラックの入っていない盤だと、その後の作品の"Congratulation"とカップリングされたものがあってお得なのだが、ボーナストラックに、"Kids"のSoulwax mixが入っているためこちらを買うことにしたわけである。
 また、Remain in Lightの方は、タワーレコードで千円生活の中に入っていることがわかった。最近モノによっては新品CDでも千円生活のリストに入っていると1000円で買えて中古盤より安い場合があるので、事前のリサーチは必要である。

 そういうわけで、まずはディスクユニオン中古センターに行ってみる。洋楽の棚を見るとMgmtのブツを比較的容易に見つけることができた。値段は1890円で、この日100円の値引きをやっていたため1790円である。中古CDにしてはちょいと高いかと思ったが、2000円を切っていたのでまぁいいかと思って買っていくことにする。

 その後引き続きブラブラと洋楽の棚を見ていくと、Ben Sidran "The Cat and the Hat"が1680円で売っているのを見つける。この日100円値引きで1580円である。この作品には「グルーヴィーなジャズメンとあの帽子」という、洒落ているんだかいないんだかよくわからず、しかもやたら長ったらしくて覚えにくく邦題をつけた意味がなくなるような邦題がついていた(LP時代か?)。
 もちろんCD化されるにあたってはそんな邦題ではなく、ちゃんと「キャット・アンド・ハット」というタイトルになっている。「cat」を「グルーヴィーなジャズメン」と訳したい気持ちはわからんでもないが、やたら長ったらしくてマーケティング上はかえってふさわしくないと思う。
 この作品CD化されていたらほしいなぁと思っていたところこの日CDで見つけることができた。市場に出回っているのをあまりみないところからすると廃盤になったのだろう。こういうのを一度見逃すと二度とお目に係れない可能性があるので当然取得する。

 ディスクユニオン新宿中古センターを後にして、次はタワーレコードに向かう。Talking Heads "Remain in Light"を買うわけである。タワーレコードがあるビルの8階に洋楽売り場がある。
タワーレコードの場合、フラッグシップの渋谷店に比べると、新宿店の方が活気がある。渋谷店だと何となく店の中に活気が感じられない。ジャズCD売り場だとそれが特に顕著な感じ。
 洋楽売り場をブラブラすると比較的楽に目的のブツを見つけることができる。1000円。下手な中古品より安くてお得である。他に欲しい品が特に見当たらなかったので、Talking Heads "Remain in Light"を買っていく。

 これでさっさと帰宅の途についてもよかったのだが、よせばいいのにディスクユニオン新宿ジャズ館にフラフラと寄ってみる。そこにThe Square "Lucky Summer Lady"が1000円で売っていたのでついふらふらと買ってしまう。ワタシが敬愛する伊藤八十八大先生のソニーにおける初プロデュース作品である。
 The Square の作品を買ってさぁ帰宅しようかなと思ったとたん、「そういえばSolomon IloriのCDいつか買おうと思っていたな」とハッと思い出した。Solomon IloriのCDならブルーノートから出ていて、ディスクユニオンのジャズ専門館なら当然あつかっているだろうなと思った。
 ところが、ディスクユニオン新宿ジャズ館の中古新品双方のドラムスの棚をみてもSolomon Iloriの作品を見つけることができない。「ディスクユニオンでこれではひょっとして入手困難になっているかも」と若干の危機感をもち、タワーレコードに行ってみる。

 タワーレコードの在庫検索機で在庫検索をし、Solomon Ilori "African High Life"の検索結果をもって7階のサービスカウンターに行き、在庫を確認してもらう。するとサービスカウンターの人がジャズCD売り場の人に在庫の確認をお願いする。若干時間はかかったが、在庫がある旨の確認をもらった。
 そこで、ジャズCD売り場の9階に行き、ブツを見せてもらう。値段は2400円で、輸入盤CDにしては若干高い。しかし、ディスクユニオンでその在庫を発見できなかったのだから、ここで買っておかないとやばいことになると直感的に感じ、若干高いながらもこれを買うこととした。

 もうさんざんCDを買ったので、この日はこれで家に引き上げることにする。

 その後Solomon Ilori"African High Life"の在庫をディスクユニオン、アマゾン、タワー、HMVのそれぞれでネット上で確認する。ディスクユニオンでは新品の在庫はなかった。かろうじて盤質Bの中古品が1枚あるだけである。ディスクユニオンにしてこのありさま。やはり入手困難になりつつある作品だったのだ。タワーではすでに全店で在庫なし。ワタシが買ったものが最後の在庫だったようだ。アマゾンにも在庫はなく、マーケットプレイスでちょこちょこ売っている程度。新品には1万円を超える結構とんでもない値段がついているものもある。
 唯一まともに在庫があるのがHMVの通販。やはり2400円でも買っておいてよかった。品薄のCDは見つけたときに買え。これが大原則である。

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2012年02月21日

2月の猟盤(備忘録)

【2月20日】

@レコファン渋谷
David Bowie / Ziggy Stardust (中古:1150円)
New Order / Power, Corruption & Lies (中古:1250円)

【2月18日】

@ジャニス2
Thief / Sunchild (中古:660円)

@tower records 新宿
Peabo Bryson & Roberta Flack / Born to Love(新品:1750円)

【2月16日】

@Jazz Tokyo
Norman Connors / Dance of Magic + Dark of Light (中古:3000円)
Gary Bartz / I've known rivers and other bodies (中古:1000円)
Spaceark / Spaceark (新品:2310円)

【2月13日】

@tower records 渋谷
Syreeta / Syreeta (新品:1800円)
Syreeta / Set my love in motion (新品:1000円)

@ディスクユニオン渋谷中古センター
DNA / DNA on DNA (中古:1900円)

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posted by goiss at 00:20| 東京 曇り| Comment(7) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月11日

2月9日および10日の猟盤

【2月9日】

 2月8日にV.A."From Brussels with Love"と、同じくV.A."The Fruit of the Original Sin"を買おうと思ってタワーレコード渋谷店に行く。両者ともCrepusculeから出ているオムニバス盤である。
 Crepusculeというと、Isabelle Antenaとか、Anna Dominoとか、今だとCrementineを擁する、小洒落た楽曲を提供するレーベルというイメージがあるが、上の2作品を聴いてみると、結構アヴァンギャルドでアグレッシヴなニュー・ウエイヴ作品が展開されており、従前から持っていた小洒落たイメージを根底から覆される。

 タワーレコードにはCDの検索機が置いてあって、それでまずは"From Brussels with Love"を検索の上、プリントアウトしてサービスカウンターにいる店員に持っていって渋谷店の在庫を見てもらう。ところが渋谷店には在庫がない。そこで近隣の店の在庫を見てもらうが、近隣の店にも在庫がないという。そういうわけですごすごと家に引き上げる。

 ところが、帰宅してからタワーレコードのHPで"From Brussels with Love"を検索すると、なんと新宿店に「在庫わずか」といいながらもちゃんと在庫があるではないか。タワレコ渋谷店の店員の嘘つき!!!!
 そういうわけで、"From Brussel with Love"とともに、"The Fruit of the Original Sin"の取り置きをネットで行う。すると翌日ちゃんととり置かれていることがネットでわかる。そこで2月9日意気揚々とタワーレコード新宿店に向かい、10階のサービスカウンターで目的のブツを引き取る。

【2月10日】

 この日もちょいとCDを見ていくかと思ってブラブラとタワーレコード渋谷店に向かい、5階でブラブラとCDをみていく。すると、試聴機にEMIから出ている「JAZZ名盤999 FORECAST」シリーズの作品が並んでいる。
 この「JAZZ名盤999FORECAST」のシリーズは、メインストリームジャズからちょいと離れたR%Bっぽいジャズとかフュージョンっぽいジャズとかがラインアップされていて、結構ワタシのツボである。

 この日特に目に入ったのが、Gary Bartz "Music is My Sanctuary"。ラリー・マイゼルのプロデュース作品である。ラリー・マイゼルのプロデュースに大抵駄作はないとの推定の下、試聴機でこの作品を聴いてみると、やっぱりファンキーでメロゥな作品の仕上がり、やっぱり駄作なしと思ってこれを買っていく。
 999円なので気軽に買える。昔CDが3200円(下手をすると3500円)だったころに比べるとCDは安くなったものだ。

 さらに、その999円のシリーズのラインアップのうち、Norman Connors "Passion"という作品が試聴機に入っていて、こちらも試聴する。これもまたファンキーでメロゥでかっこいいヴォーカルが展開されていて、なかなか猥褻な作品である。こちらも999円なので買っていく。

 もういいかなと思ってはたと周りを見渡すと、David Spinozza "Spinozza"がCD化されていることがわかる。ユニバーサルが出している「Jazz The Bestお宝コレクション」のフュージョン編である。どうもこれは初CD化のようだ。どうしてこうした作品が今までCD化されていなかったのか理解に苦しむ。
 値段は1100円。きわめてリーズナブルなので買うことにする。こちらは新品なので、廃盤中古CDをモダン・ジャズ・オヤジと争って0.00000000001秒単位で取得するという、殺伐とした猟盤を要しない。

 とりあえずこの日はこのくらいでいいやと思って、上記3枚のCDを買って帰る。そして帰宅すると、ヤフオクで305円で落札したAnna Dominoのベスト盤と、450円で落札したOasis "Morning Glory"が到着していてうれしくなる。

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posted by goiss at 21:57| 東京 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

1月22日の猟盤

 さて1月22日ブラブラと猟盤に出てみるかと思う。久方ぶりにJazz Tokyoに足を延ばす。中古CDの棚をブラブラとみるが、特に惹かれるといった類の品がないので新品CDのフロアへ行ってみる。するとSusan Chen "Harris' Night"が置いてあるのが目に入る。これは数年前に出たいわゆる「レア本」掲載作品である。この作品、以前vento azulのHPに掲載されていて、再発されることは知っていたのだが、再発時期をすっかり忘れていた。

 こうした作品は、以前はvento azulに注文しておけば安心だった。しかし、この手の作品の場合、入荷時期がvento azulよりもdisc unionの方が早いことが多い。しかもディスクユニオンで入荷を発見すればすぐに買えるのに、vento azulの場合入荷・発送から手元に届くまで結構時間がかかる。加えて最近、vento azulは注文した商品が入荷してもそれをなかなか知らせてくれない。たまにvento azulのHPにアクセスして入荷があったことを知り、入荷のお知らせを催促しないと知らせてくれない。ここは商売が繁盛しているせいか、客に対するリアクションが遅くなっている。
 そういうわけで、最近はvento azulのHPは、再発情報源として使うようにし、実際のここでの購入は、ここでしか入荷しないような作品に限っている。

 そういうわけで、レア本掲載作品である上記作品を買っていく。値段は2800円と新品輸入CDにしては比較的高め。他「FUSION AOR DISK GUIDE」、「フュージョンミュージシャン150人」「JAZZ喫茶マスターの絶対的名盤200」という書籍を買っていく。

 Jazz Tokyoを出てから、ブラブラと南下してジャニス2に行ってみる。昨日中学校の同窓会があり、同窓生がジャニス(ただし本店)で働いているとのことを思い出したのである。
ジャニス2の店に入るとなかなか趣味のいいエレクトロがかかっていて雰囲気がいい。当時客が他にいなかったので、のんびりと商品を見ることができる。

 ジャズの棚を見ると、「ラリー・ヤング/スペースボール」という紙ジャケ作品がフェイスで展示されているのをみて「うおッ」とおもう。この作品、ラリー・ヤングの、ほぼ遺作といっていい作品。この時代の「フューエル」の方は輸入盤で再発されていて結構見かけるのだが、「スペースボール」の方はほとんど見かけない。アマゾンでは新品で3800円、中古で3500円という何ともアコギな値がついている。
 ここでは2000円。新品での定価が2000円なので、まぁ比較的リーズナブルな価格かと思う。これを見つけた0.0000000000001秒後にひったくるようにして取得する。他の棚をブラブラとみて他に特にほしいものがないのを確認し、上記商品をレジに出してお金を払って取得する。

 その後久々に「エチオピア」のカリーを食べる。野菜カリーの辛さ3倍。そのあと店に入ってきて私の隣に座った人も野菜カリーを注文していた。ここの野菜カリーはここの看板メニューなのだろう。

 エチオピアのカリーを食べた後、よせばいいのに今度はディスクユニオン御茶ノ水中古センターにあてもなく行ってみる。

 中古屋に行くと、まずはジャズ中古CD売り場に赴くのが惰性というか反射的行動というか、習慣となっている。この日もジャズ中古CD売り場にフラフラと赴いて棚をブラブラとみていると、「ロニー・マシューズ/トリップ・トゥ・ジ・オリエント」という作品に直面し、「ウオっ」と心の中でどよめく。

 ワタシはEast Windというレーベルの作品が好きで、見つけると比較的ホイサッサと買っているのだが、この作品意外と見つからなかった。以前ディスクユニオンの廃盤CDセールでこれがフェイスで展示されており、1600円で売っているのを見たが、大して興味もなかったので買わなかった。
 その後無性にこの作品をほしくなって中古屋に行くたびにこれを探したが後のフェスティヴァル。近時これがヤフオクで1900円で売っていたのを見かけたが、他にこれを死ぬほど欲しい人がいたとみえ、落札価格が4600円くらいになっていた。そこまでしてほしいという作品ではなかった。

 この日その作品が2300円で売っている。しかも盤質A。定価が1500円だったので、だいぶプレミアがついているが、まぁいっか〜、これを逃すと次いつこの作品にお目にかかれるかわからないし、と思って、「うおッ!!」と心の中でどよめいた後0.000000000000000001秒後にこの作品を手中に収める。後適宜店内をブラブラして他に魅力的な品はないかなと思って探すが、特になかったので店を後にする。

 この日ウオウオとどよめきまくって商品を手中に収め、結構幸せな一日であった。

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posted by goiss at 14:22| 東京 晴れ| Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする