2018年05月13日

2018年5月12日の漁盤

さて5月12日ディスクユニオンの新宿セカンドハンズ店に行ってみる。従前ディスクユニオンの新宿中古センターが新宿紀伊国屋ビルの隣のカワセビルの3階に会ったのだが、3月頃新宿紀伊国屋ビルの8階に移転して新宿セカンドハンズ店となったわけである。

ワタシにとってはこの移転は不可解である。カワセビルの3階に新宿中古センターがあった時は、さほどの混雑も待たされることもなくエレベーターに乗って新宿中古センターに行くことができた。ところが、今度は新宿紀伊国屋ビルの8階に行くためにエレベーターに乗る際、ものすごく待たされて、しかも混雑する。そのため、店へのアクセスに関しては従前より明らかに劣悪になった。それでも従前どおり客が来るとディスクユニオンは踏んでいるのだろうか。

さてそんな風に、エレベーターが来るまでやたらと待たされた上で混雑するエレベーターに乗って紀伊国屋ビルの8階に上り、新宿セカンドハンズ店に行ってみる。最初入口から向かって右の広いスペースをブラブラしてジャズのフロアを探したが、全く見つからない。仕方がないので入口の方に向かうと、入って向かって左手の方がジャズやR&Bのフロアになっているのがわかる。

この日の狙いはBobby Hutcherson / Natural Illusion。ワタシが入っているFBの「名盤、裏名盤、迷盤探検隊」というグループに掲載されていて興味を持った。このグループでは、クラブ・ジャズの観点からのジャズ堀出しが目立っていて、ワタシみたいに、30年ほど前にモダン・ジャズの観点からジャズに入り、最近になってクラブ・ジャズの観点からジャズに改めて入っている者にとってはとても勉強になる。Bobby Hutchersonなどは、そうしたクラブ・ジャズの観点からのディグがずいぶんなされていて、知らないアルバムが続々と紹介されている。

ワタシは、事前にディスクユニオンが提供している検索サービスを利用して、この作品が新宿セカンドハンズ店にあることを突き止めていた。そこでジャズの、「B」の棚をなめるように見ていくが、この作品がどうも見当たらない。そんなわけで、店員さんにこの作品がどこにあるかをきき、探してもらう。そうすると、ほどなくして店員さんがこの作品を持ってきてくれる。どうも他のジャンルの棚に紛れ込んでいたらしい。全くしっかりせいやと思う。

前日に、カンピオンエールという浅草のブリティッシュパブで飲んでいたところ、いい感じの曲がかかっていて、サウンドハウンドで検索してみると、John Lennon / Womanという曲であることがわかる。それはDouble Fantasyというアルバムに入っていたので、「そういえばここにDouble Fantasy売ってるかな」と思ってBeatles関係の棚を見ていると、幸い盤質Aの輸入盤が550円で売っているのでこれ幸いと取得する。ついでにPaul McCartneyのところを見ると、Wings at the Speed of Soundsが盤質Aで1250円で売っているのがわかる。このアルバムにはワタシの好きなSilly Love Songが入っているのでこれ幸いとばかりに買っていく。

この時点で3枚買うことにしている。この日中古盤を3枚買うと5%オフ、5枚買うと10%オフとのこと。まぁ10%オフのために無理にもう2枚買う必要もないが、仮にもし欲しい盤が2枚あったら2枚買ってもいいかなと思う。

そんなわけで、ジャズCDの売り場をブラブラとしていると、石川晶/アフリカンロックを見つける。この作品は、レアグルーヴの観点からの和ジャズとして評価が高いもので、かつ近時品薄なものである。値段は2400円と中古盤にしては割高であるが、あと1枚買って10%オフなら2160円になり、新品に比べるとまずかずのディスカウントになってまぁいいかと思ってこちらも購入候補として取得する。

さらにブラブラしていると、猪俣猛とサウンド・リミテッド/サウンド・オブ・サウンド・リミテッドが盤質Aで1250円で売っているのを見つける。これも定価が2500円くらいで、これを買えば10%オフになり1125円と定価の半額以下になる。この作品もレアグルーヴの観点からの和ジャズとして評価が高い。こちらも購入候補として買っていくことにする。

そうなると、石川晶の作品のみが2000円を超え、あとは1500円以下。近時1000円CDでの復刻が数多見られる中、中古CDで1500円を超えるものは購入する気がしないのだが、石川晶の作品は近時品薄気味で、しかもそう簡単に1000円CDで再発されるという感じのものでもないので、まぁいいかと思って上記のとおり選定した5枚を買っていく。

まぁなかなかいい買い物ができたと思ってディスクユニオン新宿セカンドハンズ店を後にする。

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2018年5月5日の漁盤

さて5月5日は子どもの日。ゴールデンウイークの連休も後半戦である。今年のゴールデンウイークの並びはいい感じで無駄に日曜日との重複がない。前半4月28日〜30日三連休で、後半5月3日〜6日まで4連休である。

ワタシは4月27日〜28日にageHaに出かけて遊んだ以外は家で本を読んだりジャズを聴いたりと外出せずにのんびりしていた。連休だからって外に出かけるのがあまり好きではないので。また自転車でロングライドしてもいいが、どうせ道路も行楽客で混んでいると思うと自転車で外に出かけるのも気がひける。

そんな感じでひたすら家に引きこもってフェイスブックを見ていたところ、ワタシが参加しているフェイスブックの「名盤・裏名盤・迷盤探究部」というグループで、Eities Ladies / Ladies of 80s が紹介されているのをみつけた。この作品はRoy Ayersのプロデュース。選曲家の沖野修也さんが、クラブ・ジャズの三偉人として、Pharoah Sanders、Herbie Hancock、Donald Byrdをあげていたが、裏の三偉人をあげるとするなら、Roy Ayers、Lonnie Liston Smith、そして個人的趣味としてPatrice Russenをあげたい。そんなわけで、Roy Ayersのプロデュース作品ということで、俄然食指が動いた。

この作品の入手可能性を検討すると、ヤフオクで未開封のものが1200円で出品されているほか、ディスクユニオン御茶ノ水中古センターで盤質Aのものが販売されていることがわかる。そこで、まずはディスクユニオン御茶ノ水中古センターで探してみて、それで価格等で購入が難しそうだったらヤフオクに入札することとする。そんなわけで、まずはディスクユニオン御茶ノ水中古センターに向かう。

ディスクユニオン御茶ノ水中古センターに行って、R&Bの棚に行き、Eighties Ladies / Ladies of 80sがあるはずの「E」のところを探してみるが、見当たらない。そこで、ディスクユニオンの在庫検索でこの作品を検索して店員に見せ、この作品を探してもらう。しかし、店員さんの懸命の捜索にもかかわらず、この作品は見当たらない。

ディスクユニオンの在庫検索の場合、時折こういうことがある。こういう場合、他のジャンルの場所に間違えて入れられているか、在庫の中にあってまだ店頭に出ていないかの場合が多いのだが、今回は本当に見つからなかったようである。もしここでしか入手できないようであればもう一声詰めるのだが、今回はヤフオクという選択肢もあるのでディスクユニオンでの購入の選択肢はあきらめる。

その後R&Bの棚をブラブラとみていると、Leroy HutsonのHutson II とCloser to the Sourceがカップリングされた作品が4000円少々で売っていて「うおっ!!」と思う。Leroy HutsonはかつてCurtis Mayfieldと入れ替わりでImpressionsのリードボーカルを引き継ぎ、のちにCurtis Mayfieldの興したCurtomというレーベルから数作品を出した。Curtis Mayfieldのような力強さとかドラマティックさはないが、クールでカッコいい趣を持った作風でいい感じ。どうもこの連休に来日しているらしい。

そんなわけで、「そういえばLeroy Hutsonの作品は今絶賛廃盤中で高いんだったな〜」と思ってブラブラと棚を見ていると、何とCurtomに吹き込んだLeroy Hutsonの作品のうち、「Hutson」「Hutson II」が、リミックスの上ボーナス・トラックを入れて再発されているではないか!! さらに手元のスマホで検索すると、「The Man!」「Closer to the Source」もまたリミックスの上ボーナス・トラックを入れて再発されていることがわかった。

たまたまその日銀座に行く用事があり、その前に行けるタワレコで上記4枚のLeroy Hutsonを買えるところを検索すると、それは渋谷のタワレコであることがわかった。そこで、もうEighties Ladiesはどうでもよくなって、渋谷のタワレコにそそくさと出かける。

渋谷のタワレコに行くと、上記の4枚のLeroy Hutsonの作品があるわあるわちゃんとある。中古CDの一枚ものとは異なり店に在庫がある限り焦る必要は全くないのだが、それでも長年高値でかつよくよく探さないと入手が困難だった作品が目の前にあるので、それらの作品に直面し次第0.0000000001秒後にそれらをわしづかみにしてレジに持って行く。

渋谷でLeroy HutsonのCDを買った後、選曲家の沖野修也さんのTORIBA COFFEE 一日店長イベントに行ってみる。銀座のトリバコーヒーで「沖野修也の仕事展(仮)」が開催されていて、その一環のイベントである。

沖野さんは選曲家(DJ)に基軸を置きつつも、音楽プロデュースやアート、執筆活動など多方面に八面六臂の活躍をされる才人。この日も沖野流エスプレッソにココアパウダーのデコレーションを施したりレコードをかけたりお客さんと談笑したりと楽しそうに一日店長を務めていらした。 店内のアートワークや店内にかかる曲はジャズ色の強いもので、沖野さんのジャズへのリスペクトの深さがうかがわれる。

帰り道お腹が空いたので、近所のカレーレストランの「DELHI」で、ドライカレー辛口とタンドリーチキン(ハーフサイズ)をいただいていく。ワタシのFB友達がここでタンドリーチキンとドライカレーを食べていた記事をアップしていて、すごく惹かれたため。すごくおいしかった。また行ってみたい。

結局Eighties Ladies のLadies of 80sは、その後ヤフオクで無事落札して入手することができた。

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2018年04月22日

ディスクユニオン新宿ジャズ館移転

2018年4月21日緊急電話会議のため、この日出場を予定していた400キロブルベと言う自転車で400キロ走行するイベントへの出場を取りやめた。で、この日何をしようかと思っていたところ、前日にディスクユニオン新宿ジャズ館が移転したので、移転したディスクユニオンの様子をパトロールしようと新宿に赴く。

新宿三丁目の駅を降りて引っ越したディスクユニオン新宿ジャズ館へ赴く途中で、かつてディスクユニオン新宿ジャズ館があったところを通りがかる。一応ディスクユニオン新宿ジャズ館の看板はあるが、中はすでにがらんどう。

かつてここには、もう何度となく通い、時折廃盤CDセールに開店前から並び、そしてずいぶん多くのCDを買った。そんなわけで一応思い出の場所ということが言えるであろう。もう立ち寄ることもない。

新たなディスクユニオン新宿ジャズ館は4階建てのビルの三階にある。その4階建てのビルをディスクユニオンが借り切っていて、1階が「ユニオンレコード」といってレコード専門店、2階が中古CDの店、3階がジャズ館、4階がソウル館となっている。

ジャズ館は、従前別棟に会ったLP売り場とCD売り場を統合した。従前より大分手狭になっている。しかもレジに近いところにLP売り場を配置しているため、レジに行くにはLPを漁るオヤジをかきわけていかねばならず、動線上問題ありと見た。

この日は引っ越し直後ということもあってか大勢の人が詰めかけていた。しかし、引っ越し直後だからといって浮かれたセールを行っているという気配はなく、通常通り淡々とCDやLPを売っている感じであった。

ジャズを聴くようになって30年以上経ち、所持CDも4000枚を超えてもう数を数えるのを止めるようになったので、さすがに中古CDの棚をみて「ウオっ」と感動しっぱなしということもなく、もうさほどCDにときめくということもなくなった。しかし、それでもCDの棚を丹念にブラブラとみていくと、ちょいと欲しくなるブツも少なくない。とりわけ、昔とは異なりCDも大分安くなったのでなおさら手を出しやすくなった。

店を入っていきなり廃盤中古CDの棚に直面する。ディスクユニオン新宿ジャズ館に来るくらいのマニアだと、まずは廃盤中古CDで「ウオっ」とときめかせて勢いで高価廃盤中古CDを買わせてしまおうという作戦であろうか。確かに10年以上話題になった廃盤中古CDが目玉商品としてフェイスで飾ってあったりして昔の廃盤バブルを知るころの人たちには「ウオっ」と思わせるだけのものはある。

ワタシもかつて廃盤中古CDに「ウオっ」となったくちなので、一応はブラブラとみていく。そんななかで「小ウオっ」っくらいに思ったのが、「武田和命 / Infinity」であった。事実上の武田和命の遺作。それが2200円で売っている。
近時ジャズ復刻CDが1000円前後で売られている状況を見ると、1500円以上する中古CDは高いと思うようになってきた。しかし、武田和命のソロ作品は皆無に等しく、アケタズディスクというプライベートレーベルから30年近く前に出た作品ともなると、もう再発はほぼ絶望に近いと思われることから、一応キープしておく。
このCDが出たとき、ワタシはまだ24歳くらいだったから、ワタシが産まれてからこのCDが出るまでの間よりも、このCDが出てから今までの方が長い年月が経っているわけである。このCDがスイングジャーナルに新譜紹介として出たときがついこの間のように思えるが、ずいぶん長い年月が経ってしまったんだなぁと思う。

さらにブラブラとCDを見てみると、「Carlos Garnett / Black Love」の国内盤があって、これまた「小ウオっ」くらいに思う。Carlos Garnettは、教条的モダン・ジャズ原理主義者みたいなひとからは塵芥のように取り扱われるが、近時のクラブ・ジャズの切り口の人からはかなりもてはやされている。
この作品を含むMuseから出ているCarlos Garnetの作品は、近時Soul Brother Recordsから再発されているが、どうも板起こし、つまりマスターテープではなくLPレコードを音源として復刻されたようである。
今回みつけたものは、もう20年近く前に再発されたもので、マスターテープをマスタリングしたもののようで、もうすでに廃盤、復刻されていない。そんなわけで、従前からこのCD、3000円を超えるとんでもない値段で販売されていたが、今回それが2400円になっている。2400円というと正直微妙な線ではあるが、これを逃すとさらに高価での入手を避けられない可能性もあり、まぁまぁ2000円台なら許してやるかと思ってこれも一応キープしておく。

店内をブラブラしていると、おそらく連れの人が店内でレコードかCDを探しているのか、女がひとり店内で所在なくぽつんと立っているのをみつける。狭い店内で客が大勢いるのにぽつんと立っていてジャマではあるが、女としても全然関係ないマニアックな店に連れて来られて迷惑だと思っていることであろう。

さてそんな感じで店内をブラブラしていると、「Michel Legrand / Le Jazz Grand」が600円で売っているのを見つける。この作品は、四半世紀前に「新・幻の名盤読本」で、「CD化してほしい幻の名盤」として紹介されていた。十数年前にCD化されて「ウオッ」と思ったが、その後大して食指も動かず放置しておいた。それが600円で売っていたので、600円ならいいやと思って買っていく。
プラケースの表面に、今は亡きWAVEの正札(2100円)が貼ってあって時代を感じた。六本木、池袋、渋谷のWAVEにはよくジャズCDを買いに行った。CDの品ぞろえも、BGMの選曲も最高の店であった。しかしWAVEの滅亡を目の当たりにして、文化と商業をマッチさせることのむずかしさを感じた。

ジャズピアノの棚をブラブラとみていると、「Ed Kelly & Friend」というアルバムを見つける。帯には「エド・ケリー・アンド・ファラオ・サンダース」「You've Got To Have Freedomの初演」と書いてあった。ファラオ・サンダースの大ファンのワタシとしては「こういうのがあったんだ〜〜」と思い、俄然食指が動く。値段も1400円と、まぁまぁ許せるかなという感じ。あとで聴いてみると、これメチャ当り。このアルバムについては稿を改めて記することにしたい。

よせばいいのに、再び廃盤CDの棚をみていると、「James Clay & David Fathead Newman / The Sound of the Wide Open Spaces」が、850円で売っているのを見つけて、やはり「小ウオっ」と思う。この作品は、四半世紀くらいまえのCDでの再発当時、スイングジャーナルの「SJ名盤蒐集クラブ」入りした。そんなわけで、いつか入手しようと思いつつも、近時市場でみかけることがなかった。そんなわけで、この作品も「小ウオっ」くらいの感じで、見つけてから0.0001秒くらいでキープする。
この作品は、やはり20年くらい前に、ビクターエンタテインメントが「1000JAZZ」シリーズとして旧譜を1000円で売り出したシリーズの一環で出たもの。ビクターエンタテインメントの一部がユニバーサルに逃亡する前は、ビクターエンタテインメントはジャズのカタログをいっぱい持っていて、惜しげもなく廉価盤で出していて偉かった。残念ながらユニバーサルにもっていかれてからはジャズ的にはビクターはもぬけの殻。しかも旧譜を1000円で出すような肝っ玉はもう持ち合わせていないようである。そんなわけでワタシはビクターエンタテインメントの親会社を辞することにしたわけである。

そんなわけで、CDを5枚ほど買って散財する。武田和命とMichel Legrandのものについては10%割引が適用されて若干安くなった。特に武田のものについては、2000円台から1000円台になったので、精神的には相当安くなった感じがした。

その後、その上の階にある新宿ソウル&ブルース館に行ってみて、R&B関係のCDをブラブラ眺めてみる。こちらの方はレアグルーヴとかヒップホップの人たちが詰めかけている。コチラ関係にはDJをやるひとが多く、ジャズ館以上にLPレコードを掘っている人々が多い。ワタシはもっぱらCD派なので、ブラブラCDを見ていくが、この日特にめぼしいブツがなかったので、こちらは偵察程度にとどめて買い物はしていかない。

引っ越し後のディスクユニオンを一渡り見て帰宅しようとしたところ、階段の踊り場のペインティングの中に、Kenny DrewのUndercurrentのジャケットが目についた。このディスクユニオンでは、階段の壁に有名な作品のジャケ写がこれでもかこれでもかとペインティングされていて、レコード購買意欲をいやがおうにも高める効果を有している。
そこでついうっかりKenny DrewのUndercurrentのジャケットが目にとまってしまい、「そういえば俺Kenny DrewのUndercurrent持ってねえよなぁ......」と思ってしまったからさあ大変。3階のジャズ館に戻ってUndercurrentを探してしまうと、あるわあるわちゃんとある!!値段は800円とまずまず。そんなわけでまずはKenny DrewのUndercurrentをキープする。

それで目的は達成したのだが、ついさっきまで所在なく立っていた女が邪魔でゆっくり見られなかった新品CDの棚を見ると、「Chocolate Jam Co. / The Spread of the Future」という作品が目に入る。つい先ごろ亡くなったレオン・チャンクラーのグループと言うことで、レアグルーヴにこのところ傾倒しているワタシとしては目が釘付けになり、こちらもキープしていく。

結局再度ジャズ館に行って2枚CDを買ってしまった。

この日ついうっかり7枚ほどCDを買って散財してしまう。自分の力でお金を稼いで好きなだけCDを買えるようになった。大人になって本当によかったと思う。どうせあと50年もすれば死んじまうのだから、後悔しないように金を使いたい。

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2018年04月15日

フェイスブック「ジャズ部」オフ会

さて4月14日フェイスブック(以下FB)のグループ「ジャズ部」の方々のFB友達とオフ会。ワタシはFBで「ジャズ部」というグループに入ってジャズに関する意見交換をしている。ここは「あれはジャズだこれはジャズじゃない」とか「4ビートでなければジャズじゃない」とかの議論を展開するような、教条的ジャズ原理主義者みたいなのはあんまりいなくて、いい感じでゆるい投稿が行われている。

そんなわけで、時折気の合った人とのFBジャズ部のオフ会に参加しているわけで、4月14日にも以前にお会いしたジャズ部のFB友達が、他のFB友達とのオフ会を設定してくださった。

最初13時に神保町のアディロンダックカフェに集合してランチ。ワタシを含めて3人のオフ会。ひと方とはFB上ではずいぶんやりとりさせていただいていたが、リアルでは初対面。実際にお話しさせていただくとやっぱり楽しくて意気投合。

この方はジャズ部でジャズミュージシャンの誕生日の記事をアップするときに、かなり強力なオヤジ・ギャグをかますので、この日はそのオヤジ・ギャグのアイデア出しにも終始した。

アディロンダックカフェでは、最初あまりジャズをよく知らないらしいママさんが、ひたすらマイルス・デイヴィスの「カインド・オブ・ブルー」のCDをリピートで流し続ける中、和やかにジャズの話題で盛り上がった。

その後マスターが14時ころに来店したころを見計らって、この日誕生日のジーン・アモンズの作品をリクエストしたところ、「Jug & Dodo」という、どす黒くて土臭いコテコテの作品をかけてくださり、期待通りの空気になってなかなか心地よかった。

アディロンダックカフェでしばらくジャズ談義で盛り上がった後、場所を移してJazz Tokyoにて漁盤。ジャズ仲間とジャズネタを話しながら漁盤すると楽しい。しかも漁盤しているCDやレコードに各人の趣味が反映されてなかなか面白い。

この日は、FB友達が日野元彦の流氷を買おうとしているときに、「この流氷って渡辺香津美がいいギター弾いてていいですよ」とCD購入の背中を押してみたり、他のFB友達が探していたCDを発見したりと、Jazz Tokyoの回し者のように漁盤をお手伝いするかっこうになってしまった。

ちょうどその時、ワタシが司法修習生だったおよそ四半世紀前に司法研修所での刑事裁判の授業でお世話になった先生にバッタリお会いしてお互いにビックリ。今その先生は裁判官を退官して大阪で悠々自適の生活を送られているが、この日東京に用事があってその帰りにJazz Tokyoで漁盤をされていたところであった。

ワタシが司法修習生だったおよそ四半世紀前にも、その先生とはやはり新宿のディスクユニオンでバッタリ鉢合わせした。その時は新宿御苑の官舎にその先生が住んでいたので、まずは新宿のライオンで食事をし、そのあと新宿御苑の先生の官舎でスティーヴ・グロスマンやアイク・ケベックなどの先生のLPレコードのコレクションを聴かせていただいた。

その先生、この日はJazz Tokyoで買い物した後すぐ大阪に帰るらしく、ちょっとジャズの話や自転車の話(この先生は自転車も趣味)をした後先生は家路についた。

そんなわけで楽しくJazz Tokyoで漁盤をした後、近くの焼き鳥屋に場所を移して今度は酒を飲みながらジャズ選手権大会。普段とてもできないようなディープなジャズの話題をこれでもかこれでもかと遠慮なく応酬できてすごく楽しい。

この日来ていたFB友達がマイケル・ブレッカーの大ファンで、マイケル・ブレッカーがサイドマンに入っている作品を含めて150枚くらい持っている猛者。そこでワタシがEverything But The GirlsのLanguage of Lifeにマイケル・ブレッカーが入っている旨を紹介したところ、それを急遽買いに行こうという話になって最後タワレコ秋葉原店へ。そこでもジャズの話をしながらジャズCDをブラブラ眺めて楽しかった。

これからもジャズを含め、趣味の合う人たちと楽しく遊びたい。趣味上の守備範囲はかなり広いので、それだけ大勢の人たちと遊べるのが楽しみである。

なお、この日のJazz Tokyoでの漁盤の戦利品は以下のもの
・Placebo / Placebo
・The Pharaohs / Awakening
・Andrew Hill / Invitation
・Laurent Fickelson / Secret Mood

Placebo とThe Pharaohsは、近時趣向の傾いているレアグルーヴ関連。Placeboは、2011年ころに紙ジャケで再発され、「Ball of Eyes」はすでに入手していたが、「Placebo」はまだ入手しておらず、廃盤で入手困難になるまえに摘価で入手しておきたかった。今回まあまあの価格で売ってたので購入していく。

Andrew Hillのものは定価の半額で盤質Aのものが売っており、Andrew Hillの代表作の一つとして聴いてみたい作品であったので購入していく。

Laurent FickelsonのSecret Mood!! 10年以上前の廃盤バブルの時代には1万円近い値段で中古屋の廃盤中古CDセールの目玉として売られていた時代もあったが、今となっては1300円程度に身をやつして販売されていたので、これ幸いとばかりに取得していく。

2005年に、MOONKSというジャズ鑑賞集団によって出された「幻の廃盤/レア盤掘り起しコレクション」(通称レア本)が発売された当時、そこに掲載されていたジャズCDが人気を集め、ジャズCDの廃盤バブルが巻き起こった。ディスクユニオンをはじめとする中古ジャズCD屋はここぞとばかりに廃盤ジャズCDセールを行い、レア本掲載のCDに万単位の価格をつけて目玉商品とした。そのころ廃盤ジャズCDセールには整理券を配るほどの行列ができてなかなかの活況を呈していた。

それから10年以上経ち、レア本掲載のCDは再発されて価格が暴落し、「夢よもう一度」とばかりにレア本掲載のCDの「オリジナル盤」(つまり復刻盤ではないもの)に高値をつけて廃盤ジャズCDセールをやっているが、LPレコードのオリジナル盤と異なり、ジャズCDのオリジナル盤にプレミアム評価がされようはずもなく、かつレア本掲載のCDの価値自体も疑われていった。

Laurent FickelsonのSecret Moodもレア本掲載CDとして高価で取引されていたが、もはやそうした価格で取引されることもなくなったのだろう。

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2018年04月10日

2018年4月9日の漁盤

さて出先での仕事が終わってちょうど終業時間となったので、出先から家に直帰とする。そんなわけで夕方〜夜にかけて自由な時間ができたので何をしようかと思ったが、あいにく自由時間ができたからといって何か特別なことをしようという発想がないので、やっぱり街をぶらぶらしてサイダー飲んでからCDでも見るかというくらいの発想しかない。

そんなわけでとりあえず渋谷に行ってホブゴブリンというパブに行きサイダーを飲んでハンバーガーを食べる。ワタシはサイダーが好きである。サイダーというと日本では三ツ矢サイダーみたいな炭酸水が連想されるが、ワタシが飲むサイダーはリンゴで作った発泡性ワインであり、フランスではシードルと呼ばれる。
イギリスに数年前に行ってサイダーにはまって以来、一週間から10日に一度くらいサイダーを飲む習慣がついている。ホブゴブリンではアスポールというサイダーを出すので気に入っていて、折に触れて飲みに行っている。

ホブゴブリンに行ってから渋谷のCD屋をブラブラする。まずはディスクユニオン渋谷ジャズ&レアグルーヴ館に行ってみる。特に何か探しているというわけでもないのだが、何か「うおっ!!」というブツに遭遇したらそれはそれで面白いので行ってみる。

ディスクユニオンに行ってみると、中古CD新入荷コーナーに、OJCの作品がずらっと並んでいる。「OJC」とは、30年近く前にファンタジーというレーベルが持っているジャズ作品をCDで廉価で大量に再発したシリーズもの。当時国内盤のジャズCD化がはかばかしくなかったときに、Prestige、Riverside、Contemporaryといった著名ジャズレーベルの希少作品をこれでもかこれでもかと再発し続けて、しかもそれがベラボーに安かったので、当時干天の慈雨のごとくありがたかったのを覚えている。
値段は900円〜1000円前後と中古CDにしてはまぁまぁの感じ。最近中古CDだと1000円を超えるものを買うのはちょっと躊躇する。

そんな中から、とりあえず「Shelly Mann / At the Black Hawk vol. 5」と、「James Clay / Double Dose of Soul」を買っていく。いずれもピアノがビクター・フェルドマンなので。ビクター・フェルドマンはなかなか小粋なピアノを弾きヴァイヴもこなす才人である。四半世紀ほど前、私は当時廃盤中だったこの人の「The Arrival of Victor Feldman」を中古屋で探しまくっていたが、なかなか見つからなくて困っていた。今に至るワタシの廃盤中古CD発掘熱はこの時に端を発している。
しかしそのころから時間も経って、今に至っては大方ほしいCDは手にしてしまい、かつ昔に比べて様々な方法で廃盤中古CDを入手する方法があるので、今ではもう廃盤中古CD発掘熱はそれほどでもない。

2枚のOJCを手にして店内をブラブラしていると、次に「Kool & the Gangs / Light of Worlds」を800円で見つけたのでこちらも買っていくことにする。ワタシはKool & the Gangsの「Summer Madness」という曲がなかなか好き。静謐な曲調の中に響き渡る甲高いキーボードの音が印象的でいい感じ。「Love & Understanding」に収録されているヴァージョンはよく聴いていたが、これはライヴでのヴァージョンで、「Light of Worlds」のヴァージョンがオリジナル。
このLight of Worldsは結構頻繁にCD化されていたようだが、最近CD化されてから久しくたっており新品では品薄気味。5月下旬くらいに1080円で再発されるようなのでアマゾンで予約はしておいたが、この日800円でこれを買うことができるのでこちらを買い、アマゾンでの予約はキャンセルする。

数年に一度、R&Bとかレアグルーヴの作品がuniversal musicから大量に再発される。こうした作品、再発されるとたいていは中古で安くなって入手には不自由しなくなるのだが、意外と品切れになって中古市場でもめったにお目にかからなくなる例が少ないがある。たとえば、Village Peopleなんかがそう。Village PeopleのCruisin’、Macho Man、Go WestあたりのCDが現在意外と入手しにくい。ようやく今年の5月〜6月になってそれらが再発されるようだ。

その後ディスクユニオン渋谷中古センターやレコファンをブラブラとみた。ディスクユニオンで、「Real Gone Jazz Series」のMal Waldronのものがあって、ちょっと惹かれたが、盤質がBなので購入を見送る。この「Real Gone Jazz Series」は、あるアーティストの8つのアルバムを4枚のCDにぶち込んで1500円くらいで売るなどという、実に暴力的なシリーズもののCDである。
「Real Gone Jazz Series」のMal Waldronのものは、Mal 1〜Mal 4、left Aloneなど、Malの代表作を8つほど4枚のCDにぶち込んでしまうという暴挙をはたらく作品。1500円出すだけでMalの代表作の大半を聴けてしまうという画期的な作品。
そんなわけで、CD漁りは楽しめるが、ウォっ欲しいという感じのものはなかったので、すごすごと引き揚げ、最後にタワーレコードへと向かう。

タワーレコードではまずは6階のジャズやソウルのあるフロアへと向かう。ワタシの根っこはジャズにあり、R&Bをその発展形として聴いているので、どうしても好みが黒いのに傾く。黒くない洋楽はそんなに聴いていない。

ジャズCDのフロアをブラブラしていると、村上ポンタ秀一のデビュー作である「Introducing Ponta Murakami」が再発されているのを目の当たりにして「うおっ!!」と思う。前の週の4月6日(金)に、ちょうど村上ポンタ秀一のデビュー45周年記念ライヴを見てきたばかりのところで、村上ポンタ秀一のソロデビュー作の再発に行き当たったので、この作品を目の当たりにした0.000000001秒後にこの作品を手にする。廃盤希少中古CDではないので、そんなに急いで手にする必要は全くないのだが、やはり気がせいてしまうとついうっかり0.000000001秒後の取得という話になるわけである。

さらにブラブラしていると、大村憲司・渡辺香津美・森園勝敏・山岸潤史のギター・ワークショップvol.1 〜vol.3までが、「タワレコメン」になっていて、3枚買うと全部で1500円引き(1枚当たり500円引き)になっていて、これはお買い得だと思って3枚買っていく。それにしても、なんともまぁ豪華な顔ぶれである。先ほどディスクユニオンでみたMalの「Real Gone Jazz Series」はないかいなとタワレコを見たが、なさそうである。

そんなわけで、久方ぶりにCD買って散財して帰宅する。キャバクラとか行って散財することを比べたら、CDでの散財なんか安いものである。

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2018年04月07日

村上ポンタ秀一デビュー45周年記念ライブ

村上ポンタ秀一デビュー45周年ライヴ@中野サンプラザ。ポンタさんの足跡をたどるインストを中心としたライヴ。
前半は渡辺香津美、高中正義、角松敏生という3名のギタリストをそれぞれフィーチャーした演奏。それぞれのギタリストの得意曲がこれでもかこれでもかと繰り出されて感動した。

渡辺香津美はかなり聴きこんでいて、デビューアルバムの「Olive's Steps」収録の「Inner Wind」とか、日立のCMで使われた「Unicorn」、アルバム「MOBO倶楽部」収録でポンタさんが変わった感じの曲として紹介した「Σ」など、ワタシにとってはおなじみの曲がこれでもかこれでもかと発射されて楽しかった。

高中もワタシの青春譜で、「Mambo No.Five」「Blue Lagoon」などで盛り上がり、「Ready to Fly」で、キターーーー!!という感じで完全に絶頂。

角松は後追いなのでそこまでの思い入れはないが、しかしさすがのパフォーマー。実に楽しめた。ちなみに角松はまもなく還暦だが、とても還暦近い人間には見えない。しかし出演者の中では角松は一番若い部類に属するというから、日本でAORやフュージョンをやってきた人間ってどんだけ年取っちまったんだよと思う。

後半は、松岡直也、大村憲司、深町純という、ポンタさんゆかりの他界されたアーティストへのトリビュート。

松岡直也は、ワタシが高校生の時に大ハマりしたアーティスト。「九月の風」「午後の水平線」「見知らぬ街で」というアルバムは、高校生のころ何度となく聴きまくっていた。ポンタさんもかつて「MASH」というバンドを松岡直也と組んでジャズ・ロックをやっていたほか、松岡直也&Weshingでドラムスを担当していた。
そんなわけで、ポンタさん、松岡直也のレパートリーから「A Season of Love」「Noche Corriendo」を演奏し、さぁ次は「Sunspot Dance」あたりで盛り上がるかなと思ったら、しっとりと「A Memory of Majorca」。松岡直也のメロディーメーカーとしての一面を最大限に発揮した曲だった。
ここでのギターはゲタ夫さんじゃなくて和田アキラ。髪の毛が真っ白になってしまって和田アキラ年をとったなぁと思う。昔のイケメン風の風貌で、ギターはメチャクチャカッコいいのだが、MCは下手で、そのギャップがおかしかった。

大村憲司のトリビュートでは、何とチャーが出演して「Smorky」を歌ってくれて感激した。そのあと大村憲司トリビュートで大村憲司の作品「東京ローズ」を演奏。ギタリストとしてもバリバリのチャーを堪能できた。

最後に深町純のトリビュート。深町純のトリビュートだったら、もう「On the Move」と、「Departure in the Dark」しかないだろうと思ったら、本当にそうなってしまって面白かった。ギターはバリー・フィナティーではなく和田アキラ。「Departure in the Dark」では、お約束かつ期待どおりにギターソロの部分ではテンポを落としてテンション高く気合と熱情のこもったバラード演奏になった。MCは下手だがギターを弾くとさすがの和田アキラ。

アンコールはポンタさんのトリオユニットのポンタボックスからのオリジナル。ポンタボックスのピアニストは佐山雅弘だが、闘病中につきピアノは国分弘子。ちなみに国分弘子には割合と端正で美しいピアノを弾く印象があったが、今回のセッションではアグレッシブに攻めるピアノを弾く場面もあって「さすがはプロだな〜」と感嘆した。

こうしてみると、ワタシの年代の人間が聴いてきた音楽の影には、いつもポンタさんがいて、いかにポンタさんの影響力がつよくて偉大な人かということがわかる。日本のスティーヴ・ガッドといっても差し支えないと思う。この日のライヴの曲目とプレイヤーの顔ぶれを見て、日本のフュージョンの歴史の一端を垣間見た思い。
ちなみにこの日の聴衆の平均年齢は高く、30年〜40年くらい前に青少年だった人たちがどれだけポンタさんを聴いていたかがよくわかる。
そんなわけで、as soon as 帰宅で無性に松岡直也と深町純が聴きたくなる。この日演奏された松岡直也の曲は「九月の風」というアルバムで、深町純の曲は「On the Move」というアルバムですべてカバーできる。いずれもワタシが聴きまくったアルバム。そりゃポンタさんが演奏するたびに心の中でどよめくわけだわ。

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2018年03月25日

久々のCD爆買い

2月25日久々にCD爆買い。もともとはタワレコ秋葉原店に、ビル・エヴァンスの未発表CDを買いに行くつもりだった。
このビル・エヴァンスの未発表作品は、1972年、当時ユーゴスラビアだったリュプリャナという街でのコンサートである。Bill Evans (pf)、Eddie Gomez (b)、Tony Oxley (ds)というピアノトリオのフォーマット。
かつてこのコンサートのうち、「Nardis」という曲だけ抜き出されてEnjaから出されたオムニバス盤に収録されていたが、2008年ころ海賊盤でこのコンサートの全曲が発表され、去年になってSinatra Society Japanから正規盤として発売されたものである。

久々にビル・エヴァンスの未発表盤を取得してうれしいなと思ってタワレコ店内をブラブラしていたら、何と早瀬優香子の初期3作がCD化されているではないか!!!
早瀬優香子は25〜30年ほど前に活躍していた女優兼歌手。女優としては子役時代「あばれはっちゃく」でヒロインを演じ、「キスより簡単」で高崎映画祭で新人賞を受賞していた。
歌手としてはSixty Recordsから5枚のCDを出し、不思議系ウィスパーヴォイスで売り出していた、知る人ぞ知る、知らない人ぞ知らない存在である。
Sixty Recordsから出ていたCDのうち、後期の2作とベスト盤は2015年10月頃再発されていたが、前期3作は四半世紀くらい廃盤中で、再発が待たれていた。それがここにきて突如再発されて目が点になった。そこで早瀬優香子のCDも買っていく。

ついでにタワレコ店内をブラブラしていたら、以前から廃盤になる前に買っておこうと思っていた松下誠の作品もたまたまおいてあったので、コチラも買っていく。

そんなわけで久々にタワレコで爆買いして散財してしまった。

タワレコ以外でも、通販で雪村いづみとキャラメルママが服部良一の作品を共演した作品を買った。
ワタシは服部良一の作品が結構好きで、ジャズで比較的多くカヴァーされている「蘇州夜曲」を折に触れてよく聴いている。
この作品では「銀座カンカン娘」や「東京ブギウギ」を、割と斬新なアレンジで演奏している。他、「蘇州夜歌」などバラード演奏が、原曲の味わいを生かして良く、とりわけ「胸の振子」が感動的で気に入った。

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posted by goiss at 13:11| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

2017年7月18日と19日の漁盤

【7月18日】

7月18日、ディスクユニオン関内店に廃盤CDを買おうと思って赴くが、買おうと思っていた廃盤CDが高い割には盤質が悪く、そのうえアマゾンのMP3であればはるかに安く購入できるので、その廃盤CDを買うのを断念した。

そこで店の中をブラブラしていると、Sarah Vaughan / Feelin' GoodというCDが再発されてるのが目に留まった。
この作品は、JazzanovaというDJ集団の変名であるIrfaneがサンプリング(カバーではない)して有名になった「Just A Little Lovin'」という曲を含んでおり、1986年ころにCD化されていたので、ずっと中古CDを探していたのだが、なかなか見つからなかった。
それが今般再発されたので心臓がとまるほど一瞬ドキッとしたが、そのドキッとした瞬間反射的にそのCDに手が伸びた。

この作品を取得したことで勢いがついてしまって、他にもBrecker Brothersが入ったHal Galperの作品や、ワタシの好きなオルガン奏者であるCharles Kynardの作品まで買ってしまった。さらに店内でかかっていたJackie McLeanのサックスがこれまたよかったので勢いで買ってしまった。

【7月19日】

仕事を終えたあとの帰路におあつらえ向きに吉祥寺があるので、吉祥寺のディスクユニオンにフラフラと吸い込まれた。

ワタシはLee Morganというトランぺッターが好きで、その「Take Twelve」という作品のジャケットに、なかなかふてぶてしい感じでLee Morganが写っていて好きなのだが、なぜか今までCDを持っていなかった。それが廉価で売っていたのでまずはそれを買っていく。

つづいてGeorge Russell / Ezz-thetics という作品もまた廉価で目についた。この人は独自のジャズ理論で当時Modeと言われていた(今でも言われている)ジャズの手法を開拓した奇才。同じく奇才のEric Dolphyも共演していてこれまた興味のある作品だったのでこれまた買っていく。

よせばいいのに引き続き店内をブラブラしていると、Lounge Lizardsの東京ライブ盤などというこれまた興味深い作品がみつかった。Louge Lizardsは実験的でジャズの本道から外れたジャズを展開してそれがまた面白い。

ついでと言ってはなんだが泉谷しげるの「春夏秋冬」まで廉価で売っていたので買ってしまった。ワタシが司法試験受験生時代、ワタシの司法試験受験仲間が「もし司法試験に合格した時に聴くのは「春夏秋冬」。「今日ですべてが報われる、今日ですべてが終わる」という歌詞を受かった時に聴きたい」と言っていたのが未だに印象に残っていた。
ちなみにその仲間は、司法試験に合格した時、別に「春夏秋冬」の歌を聴いたりはしなかったそうww  

そんなわけで普段気が小さくて大きな買い物をしないワタシにしては久々に大散財。

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posted by goiss at 12:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月29日

2017年4月29日の漁盤

さてこの日ワタシがFBで入っている「名盤・裏名盤・迷盤探究部」で、Laura Allan / Laura Allanが紹介されていて興味を持つ。この作品、近時「名盤発掘隊」というシリーズでワーナーから出ているが、セレステからボーナストラックを10曲収録したものが過去に出ているので、そっちを狙ってディスクユニオンの在庫検索で調べる。すると、ディスクユニオン下北沢店に盤質Aのものが売っているので、それを買おうと思いディスクユニオン下北沢店に出かける。

この日4月29日昭和の日、いわゆるゴールデンウィークの初日で天気と気候がよいため下北沢の人出が多い。特に若い人が多くて活気がある。最近ワタシが働いている場所は50代も半ばを過ぎたオッサンが目立つため、若い人が多い風景が珍しく、そして好ましい。

下北沢駅から5〜6分ほどブラブラと歩いてディスクユニオン下北沢店に着く。相変わらず若い人が結構来ていてレコードやCDを掘っている。CD不況はいったいどこへやらという感じである。

そんなわけで早速「ROCK」の棚をブラブラ見ていると、あるわあるわちゃんとある。「Laura Allan」のCDが2枚あった。そのうち一枚は盤質Bだったので、当然盤質Aの方を見つけるや否や0.00000001秒後に取得する。しかも盤質Aも盤質Bも同じ1404円。
この手のCDは通常先を越されて買われる心配はないのだが、以前誰も買わないだろうと思われたKip HanrahanのCDを先に買われてしまった苦い経験があるので、早く店に駆けつけて早く買うに越したことはない。

ついでにJAZZの棚も見るが、特に興味を惹かれるという作品はなく、続いて邦楽の棚を見る。すると、「Syoko / Turbulence」などというトンガッた作品が、何と1080円で売っていた。こちらもこれ幸いとばかりに取得する。

そんなわけで、ディスクユニオン下北沢店でいい買い物をし、次にタワーレコード新宿店へと向かう。ここでの獲物は、「MASH / MASH」である。

MASHは、松岡直也と村上ポン太秀一との双頭バンド。かなりアグレッシブに攻めてカッコいい、フュージョンというよりジャズロックと言った趣の作品。普段はラテンを基礎に置いている松岡もこの作品では完全にロックビートで演奏している。

このMASHというアルバム、1981年の作品で、1995年にCD化されて以来再発されていない。つまり20年ほど廃盤状態が継続していた。そのためヤフオクとかアマゾンとかでは意外と高値がついていた。全くこれだけの盤を20年も廃盤にしておくとはなんともけしからん話だが、20年ぶりに再発されたことを一応喜びたい。

ところがこの作品、前日渋谷に行く機会があったので渋谷のタワーレコードで買おうとしたところ、何と売り切れ。タワーレコードの在庫検索で調べると、何と新宿にあるではないか。そんなわけで、Laura Allanを下北沢で買った後の漁盤航路にタワーレコード新宿店を据えたわけである。

そんなわけでタワーレコード新宿店に行って松岡直也の棚をみると、MASHがあるわあるわちゃんとある。松岡作品で、まだ持っていなかった「The Show」や、「live at Hotrocket」もあったので、こちらも買っていく。それらは1300円+消費税。CDもずいぶん安くなったものである。

タワーレコードで満足な買い物をした後、ついでにディスクユニオン新宿ジャズ館によっていく。最近ワタシの音楽的関心はモダンジャズからレアグルーヴ系の音楽に移行しているが、それでも根っこはジャズにあるので、たまにジャズ専門店に行くのは楽しい。

新宿ジャズ館に寄ってみると、意外と大勢の人がCD不況そっちのけでCDを漁っている。音楽不況をCDとか音楽媒体のせいにする向きが多いが、それは実は誤りで、魅力的なコンテンツを出せていないことが一番の原因である。最近の音楽にはあまり聴いてみたいと思う魅力あるものが見当たらない。特にジャズ。

そんなわけで、まずは2階の中古ジャズピアノ売り場に行ってみる。やはりジャズのうちどういうわけかピアノのCDが圧倒的に多いし、人気がある。すると、廃盤CDの棚があって、かつてレア本などで紹介されていたCDが陳列されている。

その中には、1万円近い値段をつけているものもあるが、レア本が出されて、廃盤CDバブルだった10年前ならともかく、今のご時世に廃盤CD1万円はないだろうと思う。現に、10年前に7000円くらいの値段をつけていた廃盤CDが、今では2500円くらいで売っている。

そんな廃盤CDを見ていると、Christian Jacob / Maynard Ferguson Presents Christian Jacobが盤質A,2500円で売っている。Christian Jacobのデビュー作で、Maynard Fergusonのバンドで活躍していたことからMaynard Fergusonのプロデュースによる。これはアマゾンなどで結構な値段がついていて、盤質Aのものだとちょっと市場では見かけないので、これは買っていくことにする。

また、Richard Beirach / Ballad II が、新品未開封で税込900円で売っていて、若干のディスカウントがなされてお買い得だったので、コチラも買っていく。

そんなわけで、久々にCDで散財したが、いい買い物だったのでまぁよしとする。

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posted by goiss at 22:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月27日

2017年4月22日の漁盤

さてワタシが参加しているFBのグループに、Jeremy Steig / Fireflyがアップされていた。Jeremy Steigは、Bill Evansとの共演でも有名だが、ソロ作品でも、Howlin' for Judyなど、いくつかいいものがある。その中で、このFireflyは、Earl Klughの「Living Inside Your Love」をカバーしていて興味をもった。そこで、さっそく4月21日にアマゾンプライムで注文すると、その日のうちにそのCDが到着する。

アマゾンプライムに入っておくと、一定の音源が効き放題になるほか、CD1枚からでも無料でその日のうちに送付してもらえてすごく便利である。アマゾンによる物資送付料が増えたため、ヤマト運輸が大変だという話で、運賃を値上げするとか再配達申込み時間を切り上げるとかいろいろやっているが、アマゾンは仮にヤマトに切られたとしても、デリバリープロバイダと称して別の運送業者をリテインしてロジスティックスをカバーすることであろう。仕事に飢えている中規模の業者さんはアマゾンの仕事で採算が立つということであるなら喜んでうけるだろう。

Fireflyを聴いてみると、2曲目の「Living Inside Your Love」もさることながら、1曲目の「Firefly」に参る。リズムセクションが奏でるファンキーでグル―ヴィーでディスコティックなリズムにのって、Jeremy Steigのアグレッシブなフルートが展開するとともに、のびやかで変幻自在な女性ヴォーカルがなんともかっこよくて気に入った。女性コーラスを調べてみると、Googie Coppolaという人であることがわかる。

そこでこの人のアルバムを調べてみると、旦那のTom Coppolaとの共演盤で、「Shine the Light of Love」というのがあることがわかる。アマゾンで調べると、新品は結構高くて中古品はコンディションがいまいち。そこでタワレコで検索すると、タワレコ渋谷店で新品が定価で売っていることがわかる。そこで、4月22日タワレコ渋谷での取り置きを頼んでタワレコ渋谷に向かう。

タワレコ渋谷のレジカウンターにブツを引き取りに行くと、レジがふさがっていて客ひとりを処理するのに5分〜10分くらいかかっている。金払って品物渡すだけなのにどうしてそれほど時間がかかるのか皆目見当がつかない。HMVがダウンサイズして大店舗CDショップはタワレコ一択になったため、タワレコに競争意識が欠けて店員のサービスの質に無頓着になったのだろうか。全く困ったものである。

レジに行って取り置き商品を引き取りに来た旨女性店員に申し向けると、女性店員棚を探すがどういうわけかブツを見つけることができず、他の店員に聞いたりアチラコチラ電話をしたりして、10分ほどかかってやっとブツを棚から見つけることができた。商品知識がないのかオペレーションの問題なのか本人の事務処理能力の問題なのかよくわからないが、いずれにせよどうにかしてほしいものである。先述したように、大規模CD屋でタワレコ一択になって危機感がないのだろうか。また、アマゾンなどのネットショップに押されている危機感がないのだろうか。いずれにしても困ったものである。

まぁそんなこんなはあったが一応ブツをタワレコでゲットした。たまたま渋谷にいて、たまたま渋谷にはホブゴブリンというサイダー(イギリス製の発泡性ワイン)を出す店があるので、ホブゴブリンに行ってサイダーを飲みフィッシュ&チップスをいただく。もともとサイダーが目的でフィッシュ&チップスはどうでもいいのだが、先日この店に行ってハンバーガーを頼んだら、予想外に小さかったので絶望し、フィッシュ&チップスにした。

この店かかっている音楽の趣味がなかなかいい。1曲いい感じの曲がかかっていたので、サウンドハウンドで検索すると、Fleedwood MacのDreamという曲であることがわかった。Rumorというアルバムに入っているらしいので、サイダー飲んだらディスクユニオンあたりで探してみようと思う。

そんなわけで、Fleedwood MacのRumorを探す気満々で、ディスクユニオン渋谷中古センターに行ってみる。Fleedwood Macは昔からやっているイギリスのカントリーバンドで、作品が多いせいか棚にもちゃんとFleedwood Macのタグがついている。

そこを見てみると、「噂」という邦題のついたRumorが売っている。しかも2枚組のボーナストラックのついたヴァージョンである。値段は2000円ちょっとと中古盤にしては若干高いような気がするが、2枚組なのでまあいいかとおもう。

Fleedwood Macの棚を見ていると、Fleedwood Macつながりで、Bob WelchのFrench Kissも打っていたのでこちらも買っていく。ブラブラと他の棚を見ていると、Pagesのデビューアルバムが1080円で売っていたのでこちらも買っていく。PagesはMr. Misterの前身のバンド。

なかなかいい買い物をしたのでレジに持って行くと、何とそれぞれ2割引きで結構うれしい。そんなわけで、タワレコの女性店員には困ったけど比較的いい買い物をして帰宅する。

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posted by goiss at 21:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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